第145話
* * *
「眼球摘出なんだけど、純夜でいいよな?」
「紫波さん、そんなことできるの?」
「あぁ。あんな面で、医師免許持ってるぜ」
「へぇー、すごい人だね」
医療なんて分からない。
でも、医師免許を持ってるのは凄いことなのはわかる。
「いつやってくれるの?」
「いつでもいいんじゃねぇか?時間は作ってくれるだろう」
「んー、なら今すぐなんだけど、明日とか?」
すぐにでもこの眼を取りたい。
少しでも醜い姿を減らしたい。
「聞いてみる」
すぐ紫波さんに連絡してくれた。
「明日やってくれるってよ」
「ん、ありがとう」
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