11/6 過ぎ去りし時に想いを馳せて
もう、話せない遠くに言ってしまった人が多くいる。昔は毎日のように通話に入って話して一緒にゲームをした仲間。今では関わりすらなくなってしまった人たち。今頃どうしているのだろうか。
もう過ぎ去って行ってしまったみんなの存在、想いを馳せても戻ってきはしないあの頃の記憶。どんなに辛くても前に進んでいかなくてはいけない、生きている限りはね。
全てを失って生きる理由も見つけられず、自分の存在を疑問に思ってしまうこともあった。辛かった、苦しかった、消えてしまいたかった。でもこんなにどうしようもない人にも、寄り添ってくれる人がいるんだなと改めて思わされた。
だれかを信頼することは難しい、相手が内心なにを思っているのか、自分視点想像が出来ないからだ。純度100%の優しさはかえって信用できない。人間らしさは垣間見えたほうが、人として信じられるような気がする。
自分の持ってるものを捨ててしまうことは簡単だ、ただ捨てたものは、二度と戻ってこない、捨ててしまったものを悔やんでも、あとからどうすることも出来ない、自分で体感して一番理解しているつもりだったのにどうしてこう考えてしまったのだろうか。
自分が捨ててしまった中で楽しそうにしてるのを見ると辛くてたまらなくなる。でも全部を失ったわけではない。苦しい時話を聞いてくれる人がいる。誰かと話せる、一人じゃないと思えるということは。とても幸せなことなんだと思える。
もう過ぎ去ってしまったことを取り戻すことが出来ないのだとしても、昔の出来事を思い出としてどこかにしまっておいて、時々想いを馳せながら、今持ってるものを大事にして生きていこうと思う。もう、失わないために。
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