10/7 心の底の、深淵を覗く

自分が病んでいる時って、周りもだんだんと病んでいくよね。

どうも、登校時間を考えないヤツだ。


精神が病んでいる時に、その周りにいる人も段々の病んでいくところをたくさん見てきた。自分が原因だったこともあるし、誰かが病んでるのが広がっていくところも。


ちょっと話の方向性を変えよう。人が病んでいる時に、遠慮せず相談して欲しいと言ってくれる人が必ず居る。だが、現実問題として、それを聞いたところで気軽に相談しに行く人はほとんど居ない。そりゃそうだ、相談聞くよと言われても何を話せばいいのか、自分でもよく分からない人が多いのだ。自分がなんで苦しんでいるのか、なんで辛いと思うのか、それをしっかり言語化して周りに話せるほど、苦しくて病んでいる人間の心は強くない。


だけど他の人には、遠慮せず相談してくれと言っている、自分は相談しないくせして。そんな自分が嫌いだ。今懇意にしている身内鯖があるのだが、そこでの会話を聞いていると何故か心が苦しくなる、理由は分からない、辛くなる要素など無いはずなのに。もう俺の居場所なんてどこにも無いのかもしれない。


最近悪いことしか考えられないの、どうにか出来ないかと思っているのだが、もはやどうにもならない。対処法なんて知らない、分からない。もうこの世から消えるしかないのかと思ってしまう。この世のどこかに死は救済という言葉があるが、今ならなんとなくその言葉が分かるような気がする。


明日…いやもう今日か、もう今日から学校だ。とても憂鬱ゆううつだ。明日にでも死んでしまいたいなと思う、この考えがいけないことであることは分かっているが、もうどうしようもないのだ。

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