第40話

私が就職してからは、お互い時間も合わずに会える時間も減っていった


それでも誠二は私を必要としてくれていた


毎日の電話やメッセージ


時には卒業したら同棲したいなんて言葉も出てきてた


「年下彼氏くん可愛いし仲良しで羨ましい!」


『あはは。真希だって素敵な彼氏じゃない』


この頃は真希ともお互いよく彼氏の話をしたり、遊んだりしていた


周りから見ても仲睦まじいカップル


でもそれは偽りだったと思い知ることになる

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