ニートVS色欲の邪神イザナイ
薄暗い部屋に閉じこもり、ゲームに熱中するニートの姿。彼は、世界に絶望し、もはや何も失うものがないと嘯く。一方、街を闊歩する色欲の邪神イザナイは、人々を血肉に変えるため、新たな獲物を求めていた。
ニートの部屋に、突如イザナイが現れた。
「あら、何てことでしょう。こんなところに、こんなにも素敵な獲物が。あなたは、私の血肉となるわ」
ニートは、イザナイの言葉に全く動じなかった。
「は?なんだそれ。俺には関係ないよ。他にいけよ」
「あら、そんなに冷たくしないで。せっかく出会えたんだから、もっと仲良くしましょうよ」
イザナイは、ニートを誘惑しようと、妖艶な言葉を囁く。しかし、ニートは全く聞く耳を持たなかった。
「もういいよ。興味ない。どっか行け」
「ふふ、そう簡単に逃がしませんわ。あなたも、私の血肉になるのよ」
イザナイは、ニートを血肉に変えようと、蟲殺言伝を発動させた。しかし、ニートは、もはや何も失うものがなかった。
「どうでもいいよ。別に死んでもいい」
ニートの言葉に、イザナイは驚愕した。
「まさか、あなたは死を恐れないのですか?」
「死?別に怖くないよ。だって、もう何もないんだもん」
ニートの言葉は、イザナイの心を突き刺した。
「あなたには、何もないのですか?」
「うん。何もない。だから、何も失うものもない」
ニートの言葉に、イザナイは絶望を感じた。
「こんなにも、何もない生き方が存在するなんて。私は、あなたに勝てないわ。あなたは、もう既に死んでいるのと同じ。私は、あなたの血肉を手に入れることが出来ない。あなたには、何もないのよ」
イザナイは、ニートに打ち勝つことが出来ず、その場から姿を消した。
ニートは、再びゲームの世界に没頭した。
「ふっ、やっぱり俺最強だわ」
ニートは、孤独の中で、ゲームの世界に生きていくことを決めた。
オリキャラ同士でバトルさせたー 柊木緋楽 @motobakaahomaker
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