サブタイの「ざんざ、ざんざ」を読んだ瞬間から、僕はただならぬ予感がしました。
いわゆる擬音効果の表記は、筆者様の感性が鋭く煌めく世界です。音の表現ではありますがそこに正解はなく、むしろ語感から発せられるリズムや印象が読み手に何を与えうるか? そこには独自の感覚が存在し、詩的表現と言うよりも少し大袈裟ですが「美学」なるものの存在を感じずにはいれません。
さて本作でございますが、筆者様独特の効果的な文体からお楽しみ頂けます。この独自性と言うのは気が付く人にはわかると思いますが、思考とそのリズムにおいて稀有な楽しさがございます。僕がここでそれを解説してしまうのはおこがましく、敢えて割愛しておきます。
雨降りの午後、作中の「私」のちょっとしたお話。
読後に感じるその感覚。僕は思わずレビューを書いてます。
お勧め致します。
少しで良いので、皆様の貴重な時間を割いてお読み頂ければ幸いでございます。
宜しくお願い致します( ;∀;)