ある意味マイナーな地域ではあるが

逆行転生モノではあるものの主人公に残る前世の記憶は薄く、たまに上層意識に登ってくる程度というもの。未来知識を使い迅速に勢力拡大していくような要素は薄いため話のテンポは正直な所良くはありません。
戦国期に多数あった小規模勢力による数百からよくて数千人以下の戦いが中心です。
泥臭いながらにもわずかに残る前世記憶からこの時代としては異端的な兵站管理部隊を創り、所々に乱世ながらの無常観と血腥ささを持ち上司や周囲からの強い信頼を得て行く様は内政好きな人には見応えありです。

要望としては各話がすべて番号表記であるため後で読み返す際にどれがどのタイムラインにある物なのかが一見して全く分からない所でしょうか。
偶に第三者視点での俯瞰的な話が挿入されている程度なのでそれがより小説としての読みづらさを助長していると思います。
短くても良いので各話にタイトルは欲しい所です。

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木曽武士