第37話
「…?、あ、それ…!」
「おっと。いぶきゅんはそこで見ててね」
「は!?何言っ、…っ!!」
「すいませんね、伊吹さん」
「俺らも三國さんの罰ゲーム見たいんすよ!」
「ハァ?!」
すっかり肩を押さえられてしまった伊吹は、怪訝そうに眉根を寄せ、「あんった、マジくだらないこと考えるな!」とトラくんに向かって怒っていた。
「さてさてリュウくんや」
「なんだいトラくんや」
ニヤニヤと顔を見合わせる二人はミクさんに近づく。
じたばたと丸岡さんたちの腕から逃れようとしているミクさんはそれに気づき、「ああ?!」と顔を上げた。
「ほらミク。オマエ、オサゲちゃんにどれ飲ませたい?」
「俺的にはまたリポDもいいけど、やっぱ怖かったからなぁー。ここは、元気ハツラツしちゃう感じでオロナミンCとかでも良い気がします」
「おやおやリュウくん、かなり軽めのいきますね?」
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます