第34話
その格好のまま、
カラオケへと向かった。
周りの視線が痛いほどに感じる。
話しかけてきたり着ぐるみを触ってくる人もいる
なんだか新しい世界を知ったみたいで楽しい!!
ウタがいなかったらきっと一生着ぐるみ着て外歩いたり出来なかったかも…
途中でゲームセンターに入り、
プリクラを撮ることにした。
プリクラ機の中にいるといきなり後ろから入って来た三人の男。
「ねーねー二人で何してんのぉ~?」
「実はさっきからあとつけてたんだよね♪」
「着ぐるみ似合うじゃん良かったら遊ばない?」
ロン毛でスウェットのジャージ。
いかにも軽そうな三人組
でも、
結構イケメンだからもしかしたらウタは遊びたいって言うかも…。
どっかいなくなって!!って言いたいけど、
あんま強く言って逆切れされたら困るしなぁ…。
男を睨みつけながら断る方法を考えているとウタが口を開いた。
「ちょっとぉ!!!!!今二人でデート中なんだから邪魔すんなょ!!!!ぅちら男いっから♪あんたらょりイケメンだしぃ~ね、美嘉ァ♪」
突然話を振られ
とりあえず答える。
「そ…そうだよ!!うちら彼氏オンリーだしっ!!」
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