第15話

「その子美嘉の友達~!!????」


ウタがカレーを頬張りながらアヤを見つめる。




「あ…うん!!高校からの友達のアヤ♪」



「アヤ~!!!!!よろしくだっちゃぁ♪♪」



ウタはあいてるほうの手をアヤに向かって差し出すとアヤは手を握った。



「よ…よろしくぅ」





いつもテンションの高いアヤも、

ウタには圧倒されている様子。




「ねーねー美嘉とアヤはぁ~サークルとか入る予定ありありぃ!?!?」



テンションの高いウタ。

笑顔がつられてしまう。




「サークル入ってるよ♪旅行サークル!!」



ウタは喉をつまらせたのか咳込み、

胸をドンドンと叩き水を飲みながら言った。




「旅行サークル!?何それぇ~??!ウタも行きたい!」



軽く頷くアヤ。

それはOkのサイン。




「うんいいよぉ♪じゃあこれから部室行く??」



「ぜひお願いしますって感ぢぃ~!!!」



ご飯を食べ終わったウタを連れ、

アヤと部室へ向かった。








「失礼しま~す!!」


部室にいるのは優とシンタロウ



「おー久しぶり」


「授業終わったん?」


美嘉はウタの手を引き、

部室に引っ張り込んだ。




「この子旅行サークルに入りたいんだって♪」

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る