第83話

「痛ぇ~俺泣いちゃうよ!?」



「マジキモいし(笑)勝手に泣いてろ!」



泣きマネをするノゾムにアヤはチョップをし

二人は夫婦漫才をしながらラブラブで去って行った。




なんだったんだろう…。

のろけかい!!




クリスマスプレゼント…考えてなかったなぁ。




ぼーっと考えている時、背後から声をかけられた



「美~嘉♪何ボ~っとしてんの!?」



ユカだ。

考え事をしていただけに普段より驚いてしまう。



「あっ、ユカ!!今ね、クリスマスについて考えてたの!!」



「クリスマス?あ~、もうちょっとだもんね♪彼氏いないユカには無縁だわぁ(笑)何かあった?」



「クリスマスプレゼントどうしようかなって思ってたの!!」



「ヒロ君にあげるの?…う~ん、美嘉今日暇?街に出て探さない?」



「えっ、いいの??」



「困った時はお互い様だよ♪ユカ暇人だしね!」



「ユカちんありがと♪マジで大好きっっ!!」




ユカのナイスな提案。



放課後、

美嘉とユカは列車に乗り街へ向かった。



街はイルミネーションが宝石みたいにキラキラしていて、

たくさんのカップルが幸せそうにしている。



二人は

小物shopに入った。

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