魔法
「ま、魔法、、、マジかよ」
(こんな世界だ、、、あるとは思ってたけど)
「魔法か」
海斗は嬉しそうにそう呟く
「魔法知らなかったの?」
「ああ、、、というかアリスちゃんが暮らしていた世界とこの世界は色々違うみたいでな、、、まぁ、変わっちまったが」
アリスの質問に海斗はそう返す
「そうなんだ、、、世界が違う。私も記憶がないけどもしかしたら元の世界には私の家族とか居るのかな」
「うーん、持ち物を軽く探らせて貰ったけど繋がりそうなものはなかったね。あ、しっかり女の子にやってもらったよ、、、ひとまず一度この世界と繋がったならまた繋がるよ」
心配そうなアリスに海斗はそう優しくいうのであった
「にしても魔法か」
アリス共におやつ休憩を始めた海斗はそう呟く
「俺も使えるのかな?」
海斗がそう呟くと
「魔法は火・水・風・雷・地・自然・闇・光と無属性の種類があって無属性は誰でも使えますけど他の属性は適性が無いと使えないです。でも闇と光の適正は数百年に一人しかいないレベルだから期待しなくていいです」
アリスがそう教えてくれた
「異世界知識助かるな、、、となるとこのダイヤの壁も魔法なのか?」
「うーん、、、魔法でしょうけどもしかしたら固有魔法かも。あ、固有魔法っていうのは才能のある人に発現する特殊な魔法です」
「なるほどな、、、魔法か。俺も使えるのかな?」
そう海斗は呟くと
「海原海斗って2回も水に関する文字が入ってるし、、、水の槍をイメージして」
手を前に掲げて
「スプラッシュスピア!」
そう唱えれば
ピシャ
「あっ!」
手の平から水が出た
「、、、攻撃にはならないな」
残念ながら攻撃になるような威力ではなかった
だが
「それでも魔法だ、、、はは」
海斗は嬉しそうにそう呟くのであった
「他にも何か使えるかもだからやってみよ!」
「ああ!」
そうして海斗は他の属性も試してみるのであった
「水以外ダメだ!」
結果水属性以外適正は海斗には無かった
「まぁ、2属性以上の適性がある人は珍しいから、、、それに後天的に発現すると戸もあるから落ち込まないで」
アリスはそう慰める
「ありがとう、、、にしてもアリスちゃんってどれくらい強いんだろうな。正直見た目は10にも満たないけど化け物じみた強さを持ってるよな」
「うーん、、、戦ってみる?」
「やめておく、、、でも、流石に表立って戦わせるのはマズいから気にする必要もないか」
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