VSオーク 1
「うぉー!!」
ドカン!
「ひっ!」
和人はオークの一撃を交わしながらひたすら逃げていた
(一撃でも当たったら全身バラバラになる!)
オークの一撃は凄まじい威力だ モロに食らえば屈強な自身の祖母でもひとたまりも
「いや?ババァならワンチャン勝てるな」
和人のおばあちゃんはどんだけ化け物なのだろうか?
「俺も逃げっぱなしは恥ずかしいな」
しかしそんな考えから和人はオークに立ち向かう覚悟を持つことができた
(な~に、海斗先輩が来るまでに少し削っておくだけだ)
そう考えて
「コンビニにあった包丁、、、ちょっとは使えるだろ」
コンビニのバックヤードにあった包丁を構えた
「足を切れれば」
そう考え
「ウォー!!」
ドカン!!!
オークの攻撃を躱して
「はぁ!」
ザシュ
オークの足を切り裂いた
(浅いな)
しかしオークの肉の鎧に阻まれ浅い一撃しか入らなかった
「だけど、、、ちょっと動きに制限はできるだろ?」
だが意味はある
「グォ!」
オークの動きが少し遅くなった
「さーって!もう数発叩き込んで」
ピチャ ピチャ
「置く必要はなさそうだな」
そして和人が時間を稼いでいた間に海斗がたどり着いた
「おらぁ!油水鉄砲を食らえ!」
海斗は水鉄砲に油を入れてそれをオークに撃っていた
(遠距離から正確に油を掛けれるのは助かるな)
「グォー!!」
オークは海斗に襲い掛かって来る だが
「ヘルハウンドに比べたら遅すぎるな」
ヘルハウンドという速度の化け物みたいな敵と戦った経験のある海斗にとってオークの攻撃は遅く易々と躱すことが出来た
「おらおら!」
ピチャ ピチャ
そして水鉄砲で油をかけまくる
「俺のことも忘れるなよ」
そして海斗に意識が向いている間に和人が
ザシュ
「グォ!」
オークの足を切り裂く
「ナイス!あとこれ頼む」
海斗は和人に花火とライターを投げ渡す
「了解!」
ロケット花火を使った経験のある和人の方が命中率は圧倒的に高い
「全身油まみれになれ!」
「グォ!グォ!」
そして海斗の水鉄砲によって完全にオークが油まみれになった
「行きます!」
そして
ピシュー!!
和人がロケット花火をオークに撃ち込み
ドカン
爆発すれば
「ゴァー!!!」
オークは火だるまになった
「うわぁ、、、凄まじいな」
「ですね」
火だるまのオークを見て2人はそう呟く
「「、、、あれ?」」
そして気が付く
「「水晶燃えてない?」」
水晶が燃えていることに
「ヤバくね?!」
「ヤバいですよね?!」
2人は焦る
水晶は屋敷全体に広がっているのだ このままでは最悪屋敷事焼きかねない
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