このエピソードを読む
2024年10月11日 17:25 編集済
雨野冾花さま、遅くなりましたが「自己破壊の里」へのご寄稿、有難うございました。途中までは普通のSFのつもりで拝読していたのですが、彼女の姿が消えたあたりから、存在のあり方を模索する現代文学的「他我」テーマのモノローグへとキメラ的に羽化していくような印象になりました。これは作者による意図的な作品破壊行為なのでしょうか?それとも、単に内容が自己破壊的なだけの建設的創作行為なのでしょうか?難しい内容だけに正直、どちらとも判別できませんでした。後半登場する多くの「存在短歌」が非常にユニークで気になります。難字にどの音(読み)を充てられているのか迷うことがあり、ルビがあれば助かります。 簡単ですが、友未の「ストックブック」の「自己破壊の里」のページでご紹介させて頂きました。https://kakuyomu.jp/my/works/16816452218770886042/episodes/16818093086629999687
作者からの返信
友未哲俊様拙作「空と想」をお読みいただきまして誠にありがとうございます。おそらく破壊というよりは破滅に近い様な作品であったと思います。個人的な意図としましては、初っ端から結末まで徹底的な「自己」破壊。これに尽きます。一応、話全体を通して建設的な創作/破壊をするつもりだったのですが、書いている内に少しばかり欲が出ました。何かの破綻が欲しくなりました。「存在短歌」は欲の一部です。あそこはスタイルの破壊、別の意味での意図的な破壊です。しかし、破壊したのはスタイルだけなので、一本の筋を通したつもりです。「存在短歌」も当時の私の精神に貫かれています(拙劣さに覆い隠されていたらすみません)。また、ルビについては深く考えていませんでした。こちらも相済みません。没入感を阻害してしまうと思うので、また難しいと思われるところには振っていきます。末筆ながら、この様な感想をもらうのは初めてなので嬉しく思います。超スローペースではありますが、ボチボチ更新してゆくつもりなので、また機会が御座いましたら宜しくお願いします。
編集済
雨野冾花さま、遅くなりましたが「自己破壊の里」へのご寄稿、有難うございました。途中までは普通のSFのつもりで拝読していたのですが、彼女の姿が消えたあたりから、存在のあり方を模索する現代文学的「他我」テーマのモノローグへとキメラ的に羽化していくような印象になりました。これは作者による意図的な作品破壊行為なのでしょうか?それとも、単に内容が自己破壊的なだけの建設的創作行為なのでしょうか?難しい内容だけに正直、どちらとも判別できませんでした。後半登場する多くの「存在短歌」が非常にユニークで気になります。難字にどの音(読み)を充てられているのか迷うことがあり、ルビがあれば助かります。
簡単ですが、友未の「ストックブック」の「自己破壊の里」のページでご紹介させて頂きました。https://kakuyomu.jp/my/works/16816452218770886042/episodes/16818093086629999687
作者からの返信
友未哲俊様
拙作「空と想」をお読みいただきまして誠にありがとうございます。
おそらく破壊というよりは破滅に近い様な作品であったと思います。
個人的な意図としましては、初っ端から結末まで徹底的な「自己」破壊。これに尽きます。一応、話全体を通して建設的な創作/破壊をするつもりだったのですが、書いている内に少しばかり欲が出ました。何かの破綻が欲しくなりました。「存在短歌」は欲の一部です。あそこはスタイルの破壊、別の意味での意図的な破壊です。
しかし、破壊したのはスタイルだけなので、一本の筋を通したつもりです。「存在短歌」も当時の私の精神に貫かれています(拙劣さに覆い隠されていたらすみません)。
また、ルビについては深く考えていませんでした。こちらも相済みません。没入感を阻害してしまうと思うので、また難しいと思われるところには振っていきます。
末筆ながら、この様な感想をもらうのは初めてなので嬉しく思います。
超スローペースではありますが、ボチボチ更新してゆくつもりなので、また機会が御座いましたら宜しくお願いします。