第3章-2話 蒼い石
ワクワクしながら私はツルハシでこの輝く石を軽く叩いてみた。
感触は固かった。
私が振るった、ツルハシを跳ね返した。
これは中々、掘りがいがある。
様子を見るのはここまでとして、堀り進めることにした。
ボコボコボコボコボコッ
ボコボコボコボコボコッ
ボコボコボコボコボコッ
蒼いアイテムがドロップした。
そのアイテムを慎重に拾ってみた。月明かりに照らしてみた。
「こ、これは…。」
深い色をした蒼いアイテムだった。
星空からやってきた宇宙の色に染まった色をしたサファイヤのような石だ。
アイテム『ラスピラズリ鉱石』を手に入れた!
これはレアアイテムに違いない。
何か用途はあるのだろうか。売ったらいくらになるのだろうか。
私はこの石の期待に胸が膨らんだ。
転生直前の現世での出来事について思い出した。
「そういえば、サファイヤが取れたな。」
突然の落石事故。それで私は現世を後にして、この世界にやってきた。
そして何だかふと扉を開けて、空を拝みに行く。
月に向けて、私は黙り込みしみじみと見る。
蒼い宝石サファイヤのような鉱石アイテム『ラスピラズリ鉱石』この石は私の宝物だ。
異世界転生~何もない土地で家を建てていたら、宝石を見つけて億万長者を目指すイージーライフに見舞われてしまった件について~ 群青 塩湖 @enco-gunjo
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