第2話 家族旅行
突然、パーンと痛みが走った。
「お仕置きしますよ」と、お母さんの静かな声。
「今回は股打ち、時間をかけます。覚悟しなさいよ。お姉ちゃん」
酷すぎる!あんまりだ…… 恐怖で私の全身は固まった。
助けに来て!!ママ……!と 思った瞬間
「バチーン」と1つ、また、1つ、また、1つ、また、1つと、お母さんの 手のひらが 飛んできた!地獄の世界。 耐えることしかできない 逃げることもできない 屈辱の時間…… 私は心の中で叫んでいた。 何度も何度も ママ!ママ助けて!と
「少し休憩よ」と数十分後、お母さんの 平手打ちが止まった。
休憩?、お仕置きは、まだ終わらないのだと私は急に自分が惨めになった。
寝室の方でお父さんとお母さんの声がする。罰の時間が長すぎるとお母さんを止めてくれているのだと思った。
期待は簡単に裏切られ、私はお母さんに連れられ 布団の上に正座をさせられた。 違う罰を もらう事になるのはすぐにわかった……
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