第19話


「厚野お前さんにお仕事だ」


「僕に仕事させるの心配ないんですか?まだ新人だと思いますけど」


「しかし来週に北海道出張があるからな鑑定を頼んだらする代わりに書類仕事を手伝ってほしいって言ってきたんだよ。だけどなこっち的にはお前が他の所で仕事をしっかりとこなせるのかを判断するのにちょうどいいWin-Winってやつだ」


「課長がいいならいいんですけど他に誰か一緒に行ってくれますか?」


「お前のスキルを知られてもいいなら俺が行く予定だ」


「お願いします。一緒に来てください。また聞き取りされるの嫌なんですよ」


「わかったから離れろ顔が近いんだよ暑苦しい。 そんなに嫌なら明後日にダンジョン行くか?」


「行かせてください!」


「明後日行けるのは文化と俺だけが予定的に合いそうだがいいのか?」


「全然大丈夫です。多賀さんは仕事の期限が近かったんでよね」


「ああそうだな怜也なら─

「課長僕に何かようですか?」


「い、いや明後日のダンジョン潜るの誘おうとおもってお前に仕事の期限がせまってないか思い出してたんだよ。」


「いや何もないですよ?だって僕帰りたてだから他の補助に回るだけでしたから」


「それなら平気か。明後日ダンジョン行けるか?」


「大丈夫だと思います。久々にあの感覚が味わえるんですか?」


「(こいつおかしいくらいにモンスターを倒すのがすきなんだよ)」

「(確かに誘いたくならないですね)」

僕らの会話を気にせずに

「早く明後日にならないかな体が疼いてしょうがない」

こんなこと言うんだから多分やばい噂なの怜也さんの方だったのかも


「そんな感じだからなよろしく頼むぞぉ」


「任せて下さい何匹でも仕留めてやりますよ」







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