第二話 まさかの人外
『まず貴方の転生する世界の説明からさせていただきます』
お願いしまーす
『貴方の転生する世界の名称はありません、というか貴方のいた世界…地球があった世界のパラレルワールドのような者です』
へあ
『ですが貴方のいた世界とは違うことが幾つかあります、ダンジョン、魔物、魔法、スキル、ステータスです』
なろう系詰め合わせセットじゃん
『まずダンジョンの説明から、ダンジョンとはダンジョンコアからなる異次元空間ですので常識に囚われてはいけません。洞窟の中に大平原があったり、砂漠の中に大海原があったり、空島があったりします』
ファンタジーでいいね
『ダンジョンは魔物の生み出します』
無から?
『無からです、ダンジョンの中の魔物は減らず、溜め込まれ続けた魔物達はダンジョンから逃げ出すことがあります』
怖いなぁ
『では次に魔物の説明をします』
へあい
『魔物とは魔法を使う人間以外の生き物達の総称です、スズメでも蚊でも魔法使えば魔物。討伐対象になります。そして現実にいない、貴方がいた世界でいうファンタジーに存在している生物もそこに分類されます』
へえ、ゴブリンとかもいるんだ。んで魔法って?
『では魔法の説明もしましょう』
ほはい
『魔法とは、後に説明するスキルを介して発動する超常現象の総称です。魔法にも色々ありますよ、火魔法とか水魔法とか時魔法とか、なろう系にあるやつは大体あります』
さらっとチート混じってた気がするけどいいや
『では次にスキルの説明を、スキルとは超能力のようなものから技能のようなものまで、本当に使えない物まだあります。魔法が使えるのがあれば綺麗に土に薄い線が引けるものまで』
当たり外れ激しいな
『魔物は進化という新しくスキルを得る方法がありますが人間、というより人種にはそれがありません。そのかわり高確率で複数のスキルを持っています』
なんか格差が激しい社会になってそうだな
『そしてスキルには権能という、神以外封印や阻害することができない物もあります』
神は封印できるんだ
『封印した神より強くなるか、その神と同程度の存在になれば解くことができますよ』
絶対に解けないわけではないんだね
『では貴方に転生してもらいます、貴方のいうチートも複数個付けるので期待してください』
やったあチートダァ
『それでは魔虫ダンジョンの徘徊型アルファユニークボス、矮小な下位の奈落蟲に転生させます』
え、ま、人外になるの?あと人類の敵っぽいポジションになるなんて聞いてな、、、、、
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