第3話メール
あぁ…良いことないな。
寝心地の悪いベッドで俺は深夜0時寝返りを打っていた。
思い出すのは不思議ちゃん。
メール来ないかな?
でも、職場恋愛は地獄だからこれで良いんだ。
俺は、過去、職場恋愛で死にかけた。
二十五歳の春だった。
二十七歳の梅雨に仕事を辞めた。
不思議ちゃんと同い年だ。
危ない。危ない。
俺はぶるぶる震えた。
そんな時にスマホが鳴った。
恐る恐るスマホを見た。
不思議ちゃんからだった。
背すじに冷たいものを感じた。
俺は、内容を見ないでスマホを充電器に挿した。
怖い。怖い。
俺は、震えながら眠った。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます