あの時見た街

悩める人

第1話 思い出の記憶

悶々とした熱い暑さの中、

そこに私はいた。

今の若い輩を見るとうんざりする。

戦争のことにはさほど興味がわかないくせにSNSなどでの著名人などの批判は絶えない。

私はあの時見た風景を忘れはしない。

昭和45年のことだ。

学生たちが生き生きと授業をしていたあの光景。

それが起こったのはまだ朝の8時過ぎであった。

あれが落とされたときあの町の市民のほとんどが死んだ。

その時私は初めて思い知らされた。

人間の体というのがこんなにも脆く、そして儚いという事を。


  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

あの時見た街 悩める人 @moreandmore123456789

★で称える

この小説が面白かったら★をつけてください。おすすめレビューも書けます。

フォローしてこの作品の続きを読もう

この小説のおすすめレビューを見る