第2話 また、
5時頃、まだ暗い空気に挨拶をして階段を下り1階に向かった。
(今日が始まる)
そう思いながら誰もいない家の中に「おはよう」。もちろん、返事が返ってくるはずもなく寂しいと思ってもない感情を口にして顔を洗い、台所に向かった。適当に朝ごはんを済ませると、ようやく明るくなった空の下を歩き学校に向かった。今日はあいつが居ない。滅多なことだ。中学校生活3年間学校を1度も休まなかった強者が突然休むなんて。でもまあ、ただの風邪だろう。それにしても今日の日課は最悪だ。五教科全てが揃っている上に、終わりには集会が入っている。まあ頑張るしかないか。
そして憂鬱な日課も終わり家に帰ってきた。そこからはいつもどおりゲームをしたり、ご飯を食べたりして過ごした。23時頃、ふとあいつが心配になって、SNSで「大丈夫か?」と送った。その後一気に眠気が来たので、返事を待たないまま眠り、今日が終わった。
今日が始まり、昨日が終わる。 月見 @tukimi0722
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