第2話
朝日が登る。私は無事(?)に次の日を自分の部屋のベットで迎えることができていた。ただ問題があるとすれば、、、
「おはよう」と昨日のきれいな誰かが、いた
「なんでいるんですか?」思わず聞いた。間髪入れずに聞いた。
「なんとなく?」そう答えた。
「なんとなくで人の家に不法侵入するんですか?」
「だって、ベランダ空いてた、から」
「・・・それは私が悪いかもしれない、、、」なんと私が戸締まりし忘れてたせいだった。だとしてもおかしい、だってここは、、、
「ここ、5階なんですけど、?」そう私が住んでいる場所はマンションの5階なのだ。たとえベランダの鍵が空いていようと人間が侵入することなんてできるのだろうか。
「・・・しってるけど?」
「は?」その誰かさんは当たり前のように言った、その発言はあまりにも違和感があったそして私は思わずこう尋ねた
「人間か?あんた」
「どうして、そう思った?」
「私が感じたのはあくまで違和感だから実際どうかはわからない、ただ昨日の夜一瞬で私の前から消えたことと、ここが5階でありベランダから来たといったこと、あとはあんたの気配と勘」
「なら、君の勘は、かなりすぐれている、まあ人間ではないかな」
「あっさり認めますね」正直否定されると思っていたから少し驚いた。
「まあ、このっ世界は、僕以外にも、人外は、いるた、、ハズ、多分、、、」
「随分自信ないですね」ちなみに人外は結構いたはず吸血鬼とか色々
「世間知らずなもんでね」とほっぺを膨らましながら言った。
「名前は?」と聞かれた
「言うと思います?」
「僕が、君を追っていたこと、忘れた?」
「、、、如月宇宙」
「きさらぎ、そ、ら、?じゃ、宇宙くんね」
「あんたの名前は?」
「・・・」
「教えてくれないならずっとあんた呼びになりますよ」
「ちょっとまってね、考えるから」
「考える、?名前ないんすか?」
「いやあるけど、あるけど、、、うん」
「?」
「、、、四季でいっか、四季って呼んで」
「いくら本名じゃないとはいえそんなに適当でいいんですか?」
「別にいい」
「私今名乗らなければよかったって後悔してるんですけど、、、」
「それは、また、会いそうだから?」
「はい」
「そんなに即答されるとちょっと悲しい」
「私のこと追ってましたよね?あなた、怖いんですけど、もう会たくないんですけど」
「会うよ、絶対また」と四季さんは言った。
「なぜ言い切れるんですか?」と聞いてみた
「僕が会いに行くから」と言いながら四季さんはベランダに出た。そして、、、
「また会おうね、宇宙くん」と言いながら飛び降りた、、、、飛び降りた!?私は慌ててベランダに出て下を覗き込んがそこには誰もいなかった。
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