第50話

驚き過ぎて不得意の英語が飛び出した。




「そして俺が千亜稀のボディチェック」




ニッと笑ってあたしのパジャマに手を滑り込ませる。




「へ…変態!!」



「バーカ!男に純粋求めんな!キモい」




(キモい言われた…)




ってちょっと!!



「ゥキャッ」



「いい声w」



「!!」



みるみるうちに入り込む手。



右手がするすると北上する。



今朝は温かくて優しかったのに今のコイツの手の温度は冷たい。




「まずは…この口」




クチュ




いきなり舌が入り込む。



手と同じ冷たい温度。



プリンのせい?


甘くてとろけそう…





「…されてんなよ」



「ッッ??」



「充にキスなんてされてんな」



あたしの髪をそっとすくって、その髪にキスをする。




(!!!!)



その伏せた目がヤバイ!


エロい!


いやらしい!!あたし!




ドキドキ最高潮。




嘘でしょ、あたし!



こんな裏S男を受け入れちゃっていいの~~~~!?!?




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