第40話

ドラ○もんの映画の始まり「ドラ○も~~~ん」と叫ぶあの声のように、心の中であたしのヒーローを呼んでみる。




「コイツが辞めれば、あの抽選もっかいやってくれんじゃない?」



誰かの閃き。




(…偽王子に犯されますよ)



その言葉を飲み込む。



喜んで受け入れそうだし、そんな事ヤッてんのかよ!と退学だけじゃ済まされなさそう。



口を押さえるあたしに、ニヤリと口元を上げる。







(うわっ!?!?!?誰かッ!!!マジで助けて!!)







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