第二章 16話「ゴーレム」


ログヤードの中央にある大型のパイプテントの一つに、桜井少尉と数名の自衛官が入って行った。


私は側の林の中で、待機しているゴーレムとキティを気にしながらも、彼らの後を追って、慎重にテントに近付いてみた。私の姿は今、人には見えないからだ。


テントの入り口は解放されていたが、

周りには自動小銃を持った自衛官達が数名立っていた。


「僕は大丈夫だ!信じてくれよぉう!だ、大丈夫なんだってば!!」


テントの中から、若い男の泣き声まじりの叫びが聞こえて来た。


私はテントに入ってみた。


テントの中には、20名以上の男女がパイプ椅子に座らされていた。


「大丈夫なんだよ!おかしくないんだよ!正気なんだってば!ほら!」


その中の一人の青年が、立ち上がり、桜井少尉に必死に訴えかけている。


青年の目の周りには、異様に深い隈が現れ、精神の荒廃が進行している様が見てとれた。


桜井少尉は、青年の目を無言でしばらく見ていたが、


「連れて行け」


と、静かに二人の自衛官に青年を連行するように命じた。


「い、い、いやだ〜!助けてくれ!!」


「やめて!連れていかないで!やめて下さい!助けて!!」


青年のパートナーと思われる若い女性が、自衛官達に駆け寄って縋り付き、必死に懇願している。


自衛官達は無表情に強引に女性を引き離していた。


青年が連行されたのは、例の、横一例で丸太に縛り付けられている人達のいる場所だった。


泣き叫びながら、青年は彼らと並ばさられ、新たに丸太にロープで縛り付けられた。


他の既に丸太に拘束されている人達は、目隠しをされていたが、アキコと他の自衛官達が、全員のその目隠しを外すと、その場で桜井少尉の次の指示を伺うように待っていた。


テントから自動小銃を持った自衛官達に連行されるように、中にいた、まだかろうじて正気を保っている20人以上の民間人達が連れ出され、丸太に拘束されている人達の前にやって来た。


「やめて!」


「あの人を殺さないで!!」


皆、口々に叫んでいた。


丸太に拘束されている人達は全員、消耗し切っていたかのように、虚ろな様子だったが、中に数人、確かに既に正気を失いかけている者もいた。


向かって一番右にいた初老の男が、眼の下に異様な深い隈を滲ませ、涎を垂らしながら奇妙な笑いを漏らし始めている。


しかも、私は気付いて愕然とした。

丸太に拘束されている人達の中に、


まだ、小学生ぐらいの歳の小さな女の子がいるのだ!


なぜ…、あんな子供まで…?




夜の雨は上がっていた。


桜井少尉が、子供一人を含む丸太に拘束されている人達の前に立った。


少尉は暫くの間、拘束されている人達の目を見て、一人ずつ入念に様子を調べていたが、やがて拘束されている彼ら全員の前に立ち、話を始めた。


「諸君に告ぐ。2日前、我々は旧国家より緊急出動要請を受け、あくまで自衛隊員として、あの惨状から君達をここまで避難させて来た。しかし、先刻の我々の宣言通り、ここにいる元自衛官全員が日本の革命に命を捧げている、日本新生会の有志達である!」


桜井少尉は続けた。


「我々はこの時を待っていた。この異常事態に旧国家は今、混乱の極みにある。しかし、これは封印されていた日本の神々が我々に与えたもうた、千載一遇の機会でもある」


そこまで言うと、桜井少尉は拘束された人達を改めて目を向けた。


「諸君には罪は無い。我々の敵は、今まで諸君を欺き、堕落させ、神聖なる日本を、内外から腐敗させ破壊して来た輩だからだ。しかし、残念ながら諸君には既に狂気の兆しが表れている。もはやこのまま放置する事はできない」


桜井少尉はそう言うと、自分の後ろに立っていたアキコに頷き、何かの指示をした。


アキコはその場を離れ、丸太に拘束されている人達の前に、5人の武装した自衛官を連れて来た。


「火炎放射器隊、放射準備!位置に付け!」


アキコが号令を掛ける。


「子供がいるじゃないかあ!やめろ!」


「やめて!お願いやめて〜!!」


観衆から悲鳴が上がり、中止を要求する激しい抗議と懇願が上がった。


彼らの叫びと同時に、今頃私は気付いた。


丸太で拘束されている人達の後ろに、既に10体程の、炭のように黒焦げなった焼死体の山が無造作に積み上げられていた事を!


「この2日の闘いで我々は掴んだ。怨霊を滅ぼすには火が最も有効だ。火によって穢れを浄化するのだ」


桜井少尉は黒焦げの死体の山を指差した。


「諸君の体を、我が国、日本の火神、ヒノカグヅチの尊に清めて頂く以外に救いの道はない!諸君の魂が怨霊になる前に!」


桜井少尉は呼吸を整え、腰の日本刀を抜き、空に斬り込む構えを見せた…!



その時だった…!!


「お待ち下さい」


アニメの声だった。


その声はログヤードの周囲を囲む森林の中から響き渡り、音質の悪い拡声器でボリュームアップされたようなアニメキャラクターの声だった。


キティだった。


自衛官達は全員、反射的に声がした方向を向き、自動小銃を構えていた。


「ご安心ください。私はキティ。私はみんなのお友達です。私は安全です。ご安心ください」


キティは待機していた真っ暗な森からゆっくりと姿を表すと、アニメキャラの声で繰り返し呼びかけながら、ピロ〜ンパロ〜ンと、国民の誰もが知っているであろう、あのアニメのメロディを、間の抜けたようなチャイム音で奏でながら、近付いて来た。


「なんだ、あれは!?」


「ロボットだ!誰か乗ってるぞ!」


民間人や、自衛官達の中から騒めきが起きた。


キティはゴーレムを乗せたまま、メカニカルな動きで、あっという間にログヤードを横断し、丸太に拘束されている人達の近くまでやって来た。


明るくほのぼのした、アニメのメロディチャイムが流れる中、血だらけのゴーレムがロボットキティの上で目を瞑りながら直立不動で立っている。


あまりの唐突な闖入者に気勢を削がれていた自衛官達は、我に帰ると、


「貴様!ロボットから降りろ!」


バッと、数人が集まって来てキティとゴーレムを取り囲み自動小銃を向けた。


「待て!」


桜井少尉は自衛官達に制止の合図を出すと、


「お前は何処から来た?」


少尉は鋭い眼光を向け、キティの搭乗者に見えるゴーレムに呼びかけた。


ゴーレムは目を瞑ったまま呼びかけには答えず、突如キティの背中のデッキから、軽々とジャンプして泥でぬかるんだ地面にほとんど音も無く着地した。


ゴーレムが着地した瞬間、


「ちょっと待ちなさい!」


アキコが素早い動きで、ゴーレムの前に駆け寄って来た。


「こいつまさか…」


アキコはゴーレムの姿を見て、目を剥いた。


「お前は、津島の令嬢!?研究所で死んだ筈では…?!」


電流に撃たれたように、アキコは桜井少尉に向き直り叫んだ。


「桜井少尉、この女は怨霊です!直ちに焼却を!!」


「何?」


桜井少尉が指示を出す前に、恐怖からか火炎放射器で武装していた一人の若い自衛官が命令を待たず、ゴーレムに向け火炎放射器を放射していた。


ノズルから放射したゲル化オイルの噴射に沿って、千数百度を超えるオレンジ色の炎がゴーレムに浴びせられた。


ゴーレムの全身は瞬く間に、炎に包まれた。


(ゴーレム!!)


オレンジ色の炎は黒煙を上げながら、ゴーレムの全身を囲み、人間キャンプファイヤーのごとく、その周囲を明るく輝かせた。


火炎は10秒程放射され、ゴーレムはすっかり黒焦げになり地面に倒れる筈だった。


しかし、既に私は悟っていた。その攻撃がゴーレムには無効な事を。


火炎放射が止み、消散した黒煙の中から、以前と全く同じゴーレムの姿が現れた。


「どうしたの!?なぜ燃えてないの!!」


アキコは絶句したが、すぐさま次の号令を掛けた。


「火炎放射器隊、全員あの女に向け、至近距離放射せよ!」


掛け声と共に、ゴォーッと5本の火炎の柱が、ゴーレムに襲いかかった。混ざり合い、爆発したような火勢はゴーレムの周囲を巨大な火の花で包み、地獄の火葬場よろしく、火炎と黒煙の渦が、ゴーレムの体から竜巻のように上空に舞い上がった。


激しい火勢に、圧倒された民間人達が悲鳴を上げて後退りしている。


今度は念入りに20秒以上放射されていた。


しかし、結果は同じだった。ゴーレムは焼けて煙を上げ続けている地面の上に、やはり、目を瞑ったまま何事もなかったかのように立っている。


自衛官達や民間人の間に、恐怖による動揺の騒めきが走った。


異常な展開の連続に、桜井少尉をはじめ、その場にいた全員が沈黙していた。


「こいつ!」


沈黙を破ってアキコがゴーレムの前に立ちはだかった。


「待て、松本!」


桜井少尉の制止より先に、アキコはマーシャルアーツを思わせる構えを取ると、低い姿勢から身を回転させ、明らかな殺傷を目的とした恐るべき回し蹴りをゴーレムの首に叩き付けた。


「ウッ…!!」


殺人回し蹴りが、鈍い音を立てゴーレムの首にヒットした次の瞬間、アキコは地面に崩れ落ち、右脚を抱えて激痛に悶絶していた。


「こ、こいつ…。い、石みたいに固い…」


「松本教官!」


二人の自衛官達が倒れたアキコの側に来て、彼女を両脇から抱えて立たせると、


「殺してやる!」


血走った目で、アキコは腰のホルダーからオートマティック拳銃を抜き、ゴーレムの顔に至近距離で銃口を向けた。


「松本!」


桜井少尉がアキコの側に来ていた。

少尉は、素早くアキコの拳銃を手で抑えると言った。


「この女は普通の怨霊ではない。攻撃してくるまで、今は静観せよ」


アキコは少尉の命令に従い、銃口を下ろした。しかし、その目はゴーレムに対する驚愕と恐怖、そして激しい敵意で潤み、光っていた。


ゴーレムは眼前の自衛官達の存在や、攻撃が何もなかったかのように、例の蘇った死人ような動きで、身体の向きを変え、再びゆっくり歩き出すと、


丸太の柱に拘束されて並んでいる人達の前にやって来た。


ゴーレムは、列の左端に並び拘束されている子供の前に立った。


女の子は私が思っていたより、幼かった。幼稚園児ぐらいの体の小さな女の子だった。


女の子は遠くを見て、微笑みながら、何かにしきりに話しかけ始めていたが、小さな幼い顔の眼の下に痛ましいまでの隈がある。既に誰の目にも、目に見えて狂気が侵行している事は明らかだった。


ゴーレムは目を瞑ったまま、ゆっくりと両手を前に差し出した。


そして、女の子を丸太に拘束しているロープを掴むと同時に、その凄まじい怪力で一気に引きちぎった。


観衆から、再び恐怖のどよめきが起こった。


「バケモノ!子供に手を出すな!」


「早く誰かあの女を撃ち殺して!子供を助けてあげて!」


民間人達の怒声をバックに、ゴーレムは丸太から解放した女の子の身体を抱きかかえると、軽々と肩に乗せた。


拘束されていた女の子はゴーレムの肩に乗せられると、少しの間キョトンとしていたが、状況を理解すると、ゴーレムに抱きついて、目を瞑った彼女の顔に頬をよせると言った。


「おねえちゃん。ありがとう」


ゴーレムは黙ってゆっくり歩き出した。


皆が見守る中、ゴーレムは自衛官達に囲まれている、まだ正気を保っている民間人達の一団の方へゆっくりと歩き出した。


(ゴーレム。よくやったわ。それでいいわ)


「よかったですね。安心ですね。キティも君のお友達だよ。一緒にいます」


様子を見守っていたキティもゴーレムの後に続いた。


「カニさんありがとう」


女の子は微笑みながらキティに呼びかけている。


女の子を肩に乗せたゴーレムが民間人達の前にゆっくりとやって来た。


怯えのどよめきが走り、誰もが後退りした。


「貴様!勝手な真似をするんじゃない!」


民間人達を取り囲んでいた自衛官の一人が前に出て、ゴーレムに自動小銃を向けた。


「森岡!今こちらから刺激するな!」


やって来た桜井少尉が制した。


ゴーレムは、恫喝して来た自衛官達には何の反応も見せず、女の子を肩からゆっくりと降ろした。


すると、ゴーレムの肩から降りた女の子は、眼前の民間人の一団の中に何かを見つけたのか、突然そちらへ向けて駆け出した。


自衛官達、民間人達の誰もがが、一瞬後退りした。


まるでウイルスに感染した者を見る様に、女の子が狂気に侵され始めているのを誰もが恐れているのだ。


「お父さん!」


ワッと民間人達が蜘蛛の子を散らすように後退すると、女の子はその一団の中央で、独りロープで縛られ、地面に転がっている男の元へ駆け寄っていた。


それは岸谷だった。


岸谷は、桜井少尉の尋問を受け拘束された後、リンチを受け、濡れた泥の地面の上に血まみれになりながらゴミのように放置されていたのだ。


岸谷は自分の元へ、駆け寄って来た女の子には気付かず、ただ何かをつぶやきながら、朦朧とした目を宙に泳がせていた。


倒れている岸谷は、身体を胎児のように丸め、小声で独り言をつぶやき、既に意識退行の状態に入っていたのだった。


「お父さん!お父さん!」


女の子は岸谷を揺さぶり、懸命に呼びかけている。


すると、朦朧としていた岸谷が、自分の身体を揺さぶる女の子の存在に気付き、ゆっくりと彼女に目を向けた。


「美千代…。美千代か…?」


桜井少尉とアキコが岸谷達の前にやって来た。


「岸谷の娘?」


桜井少尉がアキコを見る。


「いいえ。違う筈です。岸谷の娘の美千代は、別居中の妻、和江と共に6年前に上海に移住してます。年齢も38歳です。この娘は我々の同志が、自衛官として2日前ドライブインから保護した民間人の一人で、美千代とは無関係な別人です。父親と一緒でしたが、父親は現地で発狂した為、向こうで焼却処分されています」


記録されたデータでも読み上げるように何の感慨もなくアキコが答えた。


「お父さん!お父さん!」


女の子は小さな手で岸谷を揺さぶり続けていた。


「美千代…。美千代かい?お前なのか?」


岸谷は夢の中にでもいるような茫漠とした表情だったが、女の子の顔を認めると、割れて泥だらけの金縁眼鏡の奥の目を細め、頬を緩ませていた。


「美千代、しばらく見ないうちに大きくなったな。お父さんはここにいるよ」


「お父さん!お家帰ろう!ユミと一緒にお家帰ろう!」


女の子の名前はユミというようだった。


「わかった…わかったよ。お父さんと一緒に帰ろうな…美千代、帰ろうな…」


様子を見ていたアキコが桜井少尉に言った。


「意識混濁を起こしているようです。狂気の兆候も現れています。これではこの男に供述が可能かどうか…」


アキコは女の子に構わず、倒れている岸谷を、足で小突付きながら言った。


その時、再び周囲からどよめきが起きた。


「おい、貴様!動くんじゃない!」


「止まれ!」


自衛官達の怒声がした。


ゴーレムだった。ゴーレムはいつの間にか、岸谷達の近くに立っていた。


「お前!」


アキコが後ろにいたゴーレムに気付き、振り向くと同時に、素早く腰のホルスターから拳銃を抜き、ゴーレムの顔前に銃口を突き付けた。


「松本!」


桜井少尉は再びアキコの銃口を、手で制すると、ゴーレムの顔を間近で見据えた。


それらが全く目に入らないかのように、ゴーレムは岸谷と女の子の側に来ると、ゆっくりと膝を曲げ、倒れている岸谷に迫った。


岸谷はゴーレムを見ると、うわ言のように呟いた。


「美千代の幼稚園の先生ですね。いつもお世話になっています…」


岸谷は私の肉体の姿であるゴーレムの顔を見ても、既にゴーレムが私、津島由紀子の姿である事さえ、判別できない程に意識退行を起こしていた。


ゴーレムは目を瞑ったまま、ゆっくりと岸谷を拘束しているロープに手をかけると、再びあの怪力で、あっという間にロープを引きちぎった。


ゴーレムの異様な怪力に、また周囲から恐れの響めきが起きた。


「少尉、いいんですか!?」


アキコが桜井少尉に訴えていた。


桜井少尉は、その様子をただ見守っていたが、独り何事かをじっと思案している様子だった。


ゴーレムは長身の岸谷を、軽々と後ろから支え、立たせた。


「お父さん!」


女の子はむしゃぶりつくように、岸谷に抱きついていた。


岸谷はよろめきながら、泥々の服で女の子を抱きしめ、泣き笑いの顔で言った。


「お父さんと帰ろう。美千代。お家に帰ろう。一緒に帰ろうな」


岸谷は腰を降ろし、女の子を背中におぶった。


そして、立ち上がると、またあの夢の中にいるような茫漠とした表情で、女の子を背負いながらヨロヨロと歩き出した。


女の子は満足げな表情で岸谷の背中におぶさり、顔を埋めている。


ザッ!と自衛官達が岸谷の周りを取り囲んだ。


その時だった。


突如、霊体である私と、肉体であるゴーレムを結びつけている、「光る糸の束」がブルッと大きく震えた。


霊体の私の胸から伸び、肉体であるゴーレムの頭に繋がっているその「光る糸の束」は、震えると急速にその長さを、まるで糸巻きで絡め取るかのように、グングンと縮めて来た。


霊体の私は、力が抜け、気が遠くなり、視界がスゥッと暗くなると、急速に私の身体がゴーレムに引き寄せられ、ズームアップするように眼前に迫って来るのを感じた。


体感にして、10秒程か…意識は完全にブラックアウトしていた。


意識がフッと戻ると、私は冷たい泥の地面に顔を埋めて倒れていた。


私は例えようのない気分の悪さと重さに、込み上げてくる吐き気を堪えた。


霊体だった私は、肉体であるゴーレムの中に戻っていたのだった。


もしかして、エネルギーが切れたのかしら…。


ゴーレムとしての私は、その不死身のエネルギーを使い過ぎたのかもしれない…。


そんな想いがぼんやり頭をよぎっていた。

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