第4話 Webマーケ的少しでもクリックされるために
ちょっと前までは、パソコンから流れて来るユーザーとスマホから来るユーザーは半々でした。
ところが、最近はスマホからのユーザーが全体の四分の三を越えました。
(あくまでも、わたしが見ているサイトのアナリティクスの所感です)
『小説家になろう』のユーザーページには、デバイス別のPV数が出ます。
参考になるので、気になる方はアカウントを作ってみてもいいかもです。
さて、ここで問題です。
スマホ表示される画面は、パソコンよりも小さいです。
ここであなたの作品が表示された場合、あなたの枠はとても小さいのです。
表示される部分で、力を入れられる部分はどこですか?
そう、タイトル/作者名 ハッシュタグです。
それプラス、『小説家になろう』なら、あらすじの冒頭部分
『カクヨム』なら、キャッチフレーズです。
限られた文字数のなかで、いかにクリックしてもらえるかの戦いが、あの小さな画面の中で行われているのです。
(Google検索でも、タイトルの他はあらすじの冒頭部分しか表示されません。)
★ クリックされやすいタイトルと文章
それでは、どうすれば小説の魅力を十分に伝え、あなたの作品ページへと誘導できるタイトルができるのでしょうか?
◎クリックされるコツ
・人気のあるキーワードを盛り込む。流行りものに大いに乗ってOK。
・可能であれば、感謝PV数や、第〇章完結など、
具体的な数字は目が行くし、信頼性がアップ。
数字には説得力があります。
・人気のタグを選ぶときも、もっとも優先したいタグを最初に並べる。スマホでは全部表示されないからね。
限られた文字数のなかで、できるだけ読者に訴求しなければなりません。
キーワードや最も伝えたい単語はできるだけ、前に前にと心がけてみてください。
特に、あらすじは注意です。
あらすじは長く入力できますが、全て表示されることはありません。
具体的に言いましょう。
「小説家になろう」のスマホ画面では表示されるのは最初の29文字までだけです。
この29文字の中に、読者が読みたくなるような単語が入っていないと、クリックすらされません。
◎白神ブナの体験談
【みちのくダンジョン・ハイスクールボーイ】は、『小説家になろう』で一度完結したのですが、ありがたいことに完結後もアクセス数が落ちなかったので一か月後に再開しました。
その際、あらすじの冒頭に【再開】と書き足しました。
それだけで、PV数が爆上がりした経験があります。
ですから、
一番伝えたいキーワードは、前に前にです!
◎あとは肝心かなめの物語の面白さ
これが一番難しいですよね。
面白さの基準って人によって違いますから。
作品のクオリティを高める方法で、わたしが偉そうに言えることは何もありません。
面白くなければクリックしても、ブラウザバック。これ当然。
◎あともうひとつだけ
スマホの場合は小さな画面です。
見た目、文字びっしりにならないように、空間、行間をうまく利用した書き方がいいと思います。
あれ? こんなに空間作っていいの? って、いうくらいで丁度いいはずです。
パソコンだけで投稿している人は、一度自分の作品をスマホで見てみることをお勧めします。
★今回のポイント
・読者に一番伝えたいキーワードは、できるだけ先頭に置く
ある程度実績が出たら、数字を使う。
・スマホで読む読者の立場になって、文章をレイアウトする
ではまた。
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