第4話

萌「れ…れ…連絡しないでください…」


拓真は萌のその一言と表情で


親との関係がうまくいっていないんだと察する




拓真「帰りたくないのか?」


拓真の質問に萌は黙ってうなずく


拓真「なら…家に来い」


萌「……?」


拓真「帰りたくないんだろ?


   だったら家に来ればいい


   部屋は余ってるから」


萌「い…い…良いんですか?」


拓真「あぁ」


秘書は拓真のことをにこやかな


顔で見ている


(秘書side)


思い出します…拓真さんと出会った日のことを…


逞しくなりましたね…




〜回想〜


秘書「拓真様、本当にもうあの家には


   帰られないのですか?」


拓真「あぁ…今は帰れない…


   会社を大きくするまではな。


   一緒にやってくれるか?」


秘書「もちろんでございます」

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