第28話 相談所でのお茶会
相談所には、青波さんのファンクラブのメンバーが集まっている。彼女たちはお菓子を持ち寄り、お茶を楽しみながら青波さんの話で盛り上がっている。一方、白水さんはその光景を見つめている。
白水さん 「えっと、ちょっと相談者が少なくなったんじゃないかな…」
青波さん 「あんまり気にしない方がいいよ。彼女たちも楽しんでるみたいだし。」
白水さんはファンクラブの子たちに向かって何か言おうとするが、青波さんが手を伸ばして止める。
青波さん 「ちょっと待って。無理に何か言わなくてもいいと思う。」
その瞬間、ファンクラブの子たちが白水さんに興味津々で寄ってくる。
ファンクラブの子1 「白水さん、青波さんのことどう思ってるの?」
ファンクラブの子2 「もしかして好きなんですか?」
白水さんは少し赤くなり、戸惑いながら答えようとするが、言葉が出ない。
その時、突然先生がやってきて、厳しい声を発する。
先生 「お前ら、いい加減にしろ!こんなところで何をしてるんだ。」
ファンクラブの子たちは驚いて目を合わせ、すぐにしゅんとした表情になる。
先生 「しばらく出入り禁止だ。みんな、帰れ。」
ファンクラブの子たちはショボーンとして帰っていく。その様子を見て、白水さんは少しホッとしたような顔をする。
白水さん 「これで少し静かになるかな…」
青波さんは微笑みながら、白水さんの反応を見つめている。
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