第22話 相談所2

相談所を設立したものの、実際に訪れる生徒は少なく、最初は静まり返った部屋が続く。「やっぱり意見箱で十分なんじゃない?」とメンバーがこぼす中、青波さんが突然言い出す。「私、相談所にいます。相談したい人は来てください。」


その言葉がきっかけで、相談所に人が殺到する。青波さんの存在は強力で、彼女のもとには真面目な相談から、軽い恋愛相談まで様々な生徒が集まってくる。相談所は賑わいを見せるが、時折、白水さんが鋭い視線を送る場面も。


ある日、青波さんに「付き合ってくれ」とストレートな告白をする男子が現れる。白水さんはその様子を見て、思わず苦笑いする。告白した男子はその緊張感に耐えられず、ささっと退散してしまう。


「なんでそんなに急に帰るの?」とメンバーが笑う中、青波さんはちょっと戸惑った顔をしながら、「本当に相談したかっただけなのかもしれないね」と冗談めかして言う。


白水さんは内心モヤモヤしつつも、青波さんのサポートをしようと決意する。生徒会としての活動が活発になる中で、彼女自身の成長も感じ始めているのだった。


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