『ヴァイオレット・エヴァーガーデン』は、誰もが認め、誰もが感動するアニメですよね。
因みに、私が好きなアニメは、顎木 あくみさんの小説、『わたしの幸せな結婚』小説もアニメも、どちらも感動して泣けました。実写版はイマイチでしたけど、とても素敵な作品です。
すみません関係のない話をしてしまい。<(_ _)>
で、話を戻しますと、百合愛さんがいなくなって、深優人さんも色々と大変だったわけですね。
だから澄美怜ちゃんは、お兄さんを励まそうと頑張っていた。とてもいい子じゃないですか。
でも深優人さんの時間も私は大切にしてあげると、もっといい子だと思います。
時には、見つめ直してゆっくりと考えることも必要。
お兄さんを想えばこそ、陰でそっと支え合う気持ちも、それもまた愛情の1つなのですからね。
作者からの返信
みゆきさん! いつも貴重なコメントありがとうございます!
>私が好きなアニメは、顎木 あくみさんの小説、『わたしの幸せな結婚』小説もアニメも、どちらも感動して泣けました。
→自分もあれはリアタイ(Amazonプライム)でアニメのを見ました。『あ~これは女子が見たらもうキュンキュンになるヤツだ』という感じで、旦那様のスパダリぶりやツンデレ、そして旦那様の為ならどこ迄も健気に頑張る姿……その期のアニメで1番良かったと思います。
>百合愛さんがいなくなって、深優人さんも色々と大変だったわけですね。だから澄美怜ちゃんは、お兄さんを励まそうと頑張っていた。とてもいい子じゃないですか。
→まだ伏せられてますが、本来は自分の事で精一杯な澄美怜。でも兄想いが次第に大きくなって来ていてガンバってます。因みにこうした何気ない日常コメディパートのやり取りが後半のシリアスパートでの関連エピソードとなって幾つも澄美怜に跳ね返って来ます。
>でも深優人さんの時間も私は大切にしてあげると、もっといい子だと思います。時には、見つめ直してゆっくりと考えることも必要。お兄さんを想えばこそ、陰でそっと支え合う気持ちも……
→サスガみゆきさんです。その通りだと思います。
ここら辺での澄美怜がやりたかったこと、それは実は次話で語られます。ある意味それはみゆきさんの言ってることの実践にも繋がっています。
また、兄は澄美怜ほどでは無いにしてもある問題を抱えていて、そのせいで単なる失恋とは大きく異なる状況となっていてこんなにも悲嘆に暮れている訳ですが、次話でホンの少し、そしてその全貌が見えてくるのは第二章の序盤(第25話)で明かされます。
『ヴァイオレット・エヴァーガーデン』……名作ですね
以前フォロワーさんからヴァイオレットの有償イラスト描いて欲しいと言われたことありましたが、二次創作は版権の問題が怖いのでお断りました💦
ヴァイオレット、めっちゃ好きなんですけどwww
本題に……
兄妹の特別な絆と、それを軸にした描写が新感覚です。
アニメやマンガという共通の趣味を通じて、兄と妹が近づいていく様子は微笑ましい反面、澄美怜の兄への感情にはただの家族愛を超えた複雑なものを感じます。
澄美怜の兄への想いの深さは、百合愛という人物の存在を通してさらに際立っています。兄が過去に失った大切な人を忘れさせようと「妹道」に邁進する姿は、健気でありながらもどこか切ないものがありました。特に「妹に特別萌える体質改善」というフレーズにはクスッと笑わされつつも、その裏にある彼女の必死さを感じ取ることができました。
『ヴァイオレット・エヴァーガーデン』を兄妹で共有し、感動の涙を流すシーンは特に印象的ですし、ヴァイオレットと澄美怜を引っかける辺りが、おおぅ!と思ってしまいます。
作品を通じて心を通わせ、共通の思い出を積み重ねていく彼らの姿は「好きなものを共有する楽しさ」を感じさせてくれますね。
家族だけでなく友人や恋人との関係にも通じる普遍的なテーマが垣間見え、読後感も爽やかでした。
ただ、澄美怜の兄への感情が家族愛の枠を超えているようにも感じられ、そこには危うさが、今後への含みを感じます。
作者からの返信
>澄美怜の兄への感情にはただの家族愛を超えた複雑なものを感じます。……その裏にある彼女の必死さを感じ取ることができました。
→はい、これら過度な想いや必死さは、第18話でハッキリします。澄美怜の特殊な症状は生来のものなのですが、兄への想いは特に7才のある事件がキッカケとなっていて、そのせいで普通でない兄妹になってしまったと言えます。
恋愛という、『獲るかとられるか』といった状況により、その事件後の澄美怜は自分自身がどうあるべきか、という問題に真っ向から向き合わざるをえない、という物語になっています。
>『ヴァイオレット・エヴァーガーデン』を兄妹で共有し、感動の涙を流すシーンは特に印象的ですし、ヴァイオレットと澄美怜を引っかける辺りが、おおぅ!と思って……
→当作の女性キャラは全て花(植物)の名から来ており、花言葉と性格を合わせて描いています。また、澄美怜の氏名はまさしくヴァイオレット・エヴァーガーデンの和訳そのものですが、ここも第三章で描く、とある主人公の設定に対するギミックとなっていて、単なる名前のオマージュのみではないものに成っています。
今回のエピソードは澄美怜のアニメ好きを印象付けると共に、その第三章でのエピソードへの前フリとなっていていずれ伏線回収となっていきます。
>ただ、澄美怜の兄への感情が家族愛の枠を超えているようにも感じられ、そこには危うさが、今後への含みを感じます。
→ご明察、流石です。コメディやコミカル要素というラノベの良さを取り入れつつ、文芸や青春マンガにあるドラマ曲線によるカタルシスを伝えたくて創ったので、主人公をどうみたらよいか分かりづらい出だしだったかと思います。
漸く次話から第一章は全てシリアスパートに入って行き、ここまでの前フリに対して掘り下げていく事になります。
そして18話において澄美怜に対するお読みになっている方々の立ち位置がハッキリ決まって来ると思われます。
今回も鋭く深いコメント、有り難うございました。