Fusion Cuisine

マヒマヒ（シイラのマカダミアナッツ粉揚げ）

　今日、たまたま立ち寄ったスーパーで福井県産のシイラ丸々一匹が６０００円ほどで売られていた。６０cmぐらいありそうなとても大きな魚で、こんなもの買っても持って帰れない・捌けないぐらいのサイズ感だった。

　シイラというのは日本ではもともとあまり食用とされず、他の魚と混じって漁獲されても非常に安い値段でしか売れなかったそうだが、最近は円安で海外での需要が高まっているらしい。

　ハワイではもともとシイラは「マヒマヒ（または単にマヒ）」と呼ばれ、マカダミアナッツを砕いて作った粉をパン粉よろしくまぶして油で揚げ焼きにした料理が有名だそうで。

　これを受けて、漁獲の多い福井県ではシイラのフライを使ったハンバーガーなどが売られるようになったと日本テレビのニュース番組で紹介されていた。

　しかし、この「シイラのマカダミアナッツ粉揚げ」というのはさすがハワイらしい発想というか、これを見習えば色々な料理が作り出せそうな感じがする（実際、鶏肉のマカダミアナッツ粉揚げとかもあるらしい）。

　マカダミアナッツは日本では結構高いのでこれを使って揚げ物を作るというのは贅沢な感じもするが、その味はきっと申し分ないに違いない。