第??話 縺セ縺?蟋九∪縺」縺溘?縺九j
――――リミットレス最終決戦。
私たちの出番がきて、武道館に集まった一万人以上もの観客たちが歓声を上げる。これからみんなの前で歌わなければならない、そう思うと吐き気がこみ上げた。
「秋穂ちゃん、手つないでもいい?」
「ええ、もちろん」
秋穂ちゃんの手を握って、ステージの中央へと歩きだす。
「ここに来るまで、いろんなことがあったわね」
「…………うん、そうだね」
「最初は喧嘩したけど、次第に手を取り合った」
「喧嘩したって言うよりは、秋穂ちゃんが一方的に仕掛けてきただけだけど」
「ねえ、スピカ」
秋穂ちゃんがスポットライトの一歩手前で私の手を引いて立ち止まった。
ステージ上の暗闇で秋穂ちゃんを見つめる。
秋穂ちゃんが私をまっすぐに見つめて言った。
「私、あなたのことが大好きよ」
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