生きている現在が楽しくても、
それは終焉に向かうまでの一瞬の錯覚です。
何もかもが終わると言われる昨今ですが、贅沢豪奢を極めても、
酒色に溺れてみても、精神性や霊性を求めても、神への信仰に身を投じても、
誰かや何かを思ってあいしてみても、幸福や喜びを求めても、
虚栄や虚飾に縋ってみても、結局はかみさまとさとりの真実は其処にあります。
「虚無や空、絶対無とは仏教論理の産物であり観念の遊戯に過ぎない」
そう宣う馬鹿人間には困ったものですね、アナタもそう思うでしょ?
誰だって、総てが亡くなり失われ、"死"に還ることを、ほんとうは知っています。
だから、それが分からないどうしようもない人間には、困ると再び言います。
君達は、"彼女"が守って呉れると思ってるんでしょう。
そう、護って呉れますよ、だからってキミたちや彼女は永遠不滅ですかね。
そんなことはないのですよ、諸君ら大衆も可愛い女の子やハイスペックヒロインも、
盛者必衰、生者必滅、諸行無常、汎(すべ)ては死に絶える宿命ですから。
だから、もう下らない傲慢さや欲望で刻を潰していないで、
永遠に全てが終わりを迎えるという、その宇宙的な「真実」に、
身を投じてこころを傾けて、目で視て耳で話を聞いてください。
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