(ネタ)転生したら胃(ストマック)でした(即終了)

おつじま

第1章: 新しい人生の始まり(終)

目が覚めると、そこは暗闇だった。何も見えないし、何も聞こえない。ただ、周囲を包む湿った感触と、時折感じる圧迫感だけが存在していた。


「ここはどこだ?俺は一体どうなったんだ?」


そう思った瞬間、突然の記憶が蘇る。交通事故に遭い、命を落としたはずだった。しかし、次の瞬間にはこの奇妙な場所にいたのだ。


「まさか、これが転生ってやつか?」


だが、何かがおかしい。体が動かないし、視界もない。まるで自分が何かの一部になったような感覚だ。しばらくして、ようやく自分の状況を理解する。


「俺は…胃になってしまったのか?」


信じられないが、どうやらそうらしい。自分が今いる場所は、誰かの体内、しかも胃の中だ。食べ物が次々と流れ込んできて、それを消化する感覚がリアルに伝わってくる。


「これからどうすればいいんだ…?」


新しい人生(?)が始まったばかりの俺は、これからの運命に戸惑いながらも、胃としての役割を果たすことを決意する。

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(ネタ)転生したら胃(ストマック)でした(即終了) おつじま @o2jima

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