第7話

――もしかして自殺?


直感的にそう思った。


根拠はなかったが、こんな時間に理由もなく屋上へ上がることなんてありえない。


足が震え、先に進むことが出来なくなった。


警官に何か言おうにも、言葉がでてこない。


里美は、立っていられなくなり、その場に座り込んでしまった。

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