第21話:水泳の授業の後の英語=zzz…

プールの授業、そう聞いてワクワクする人、いやだなぁと感じる人、様々いると思う。俺はめんどいと感じる。プールの授業というのは死ぬほど体力を使うためなんか嫌なのだ。

ただ授業である以上受けないといけないのは変わらない、ぶつぶつと愚痴を吐きながら俺は教室のドアを開けた

ゆな「ん?あ、彬おはよ~」

カトー「お!おはようヒラッチ!なぁ、さっきゆなから聞いたんだけど今日水泳の授業ってマジ?」

彬「マジ」

カトー「ガチか…俺今日女子だけだと思って体育着だけしか持ってきてないよ…」

彬「まぁ確かに男女合同でやんのは珍しいな」

ゆな「なんか授業回数が足んないんだって」

彬「水泳の授業なんぞいくら足りなくてもいいだろ…」

ゆな「そんなわけにもいかないんでしょ~」

カトー「ああ…終わった…ガチで…」

彬「そこまで落ち込むか…?」

ガラガラガラ

先生「はーいお前らよく聞けー、水泳の着替えの場所言うぞ~、女子が二階女子更衣室、男子が5階男子更衣室な、1,2時間目だから急いで着替えてくるように」

彬「ああ…めんどくせぇ…」

カトー「終わった…すべてが…」

ゆな「まだ言ってるwじゃあまた後で」

彬「はいよ、おーいなべ~こいつ運ぶの手伝ってくれ~」

なべ「ん~?はいよ~」




プールサイドにて

彬「うちのプール室内でよかったな、外は今くっそ暑いから」

なべ「だなぁ、なんだっけ37℃だっけ?」

彬「人間の平熱より高いって異常だよな…」

男子生徒「女子と合同の水泳なんて最高だよな!?」

男子生徒「まじそれ、あ!見ろよ!あいつ胸でけェ!」

女子生徒B「ちょっと!じろじろこっち見ないでよ変態ども!」

男子生徒「見てないです~」

彬「…気分わりぃな、騒がないでくれるか?」

男子生徒「あ?って柊…わかったよ、悪かった」

なべ「ああいうの聞いてると気分悪くなるよなぁ、女子も可愛そうに」

彬「頭がいいやつらほど性格が馬鹿になりやすいからな」



女子生徒A「…」

女子生徒B「ゆな?どうしたの?」

ゆな「いや、なんでもない!早く地獄のシャワー行こ!」



その後、授業終わりの自由時間に異様に距離感が近い男女が発見されたとさ

ちなみに次の英語の時間は無事死亡しました

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

ノンデリ無機質高校生は何故か美男美女から好かれまくる かみしろんぐ~ @kamisiro_ap

★で称える

この小説が面白かったら★をつけてください。おすすめレビューも書けます。

フォローしてこの作品の続きを読もう

この小説のおすすめレビューを見る

この小説のタグ