第17話:海水浴
水着に着替え、俺はあいつらより一足先に砂浜に来ていた
宮下「何する?とりあえず泳ぐ?」
彬「俺はなんでもいいよ~」
宮下「う~ん、それが一番困るんだけど…」
彬「そうだね、じゃあとりあえず海に入ろっか」
宮下「は~い」
出来るならあいつらが来るまでは水着の美男美女を見て眼福~してたかった
彬「案外冷たいもんだね、てかこの時期に海水浴がおかしいんだけど…」
宮下「それもそうだね~でも別に寒いわけじゃないから大丈夫でしょ!」
彬「…楽観主義なんだね」
宮下「別にそういうわけじゃないけど…今は楽観的でいいんじゃない?」
彬「確かにそうだね」
???「あ!彬君?だったよね?あとすずちゃん久しぶり!」
彬「ん?」
宮下「あ!雪ちゃん久しぶり~!」
雪…あ、あの入学式の安藤さんか
彬「安藤さんでしたっけ、あの節はお世話になりやした」
安藤「いえいえ、それよりも私も一緒に遊んでいいですか?」
彬「俺は構わないけど…」
宮下「私もいいよ~!ビーチバレーしない?」
安藤「いいね!」
彬「じゃあ俺は木陰でやすんd」
宮下「やるよね?(圧)」
彬「アッハイ」
彬「疲れたぁ…」
俺は今マジで疲れていた、能力を使った訳じゃないけどなんか水着の可愛すぎる女子たちと遊ぶとめっちゃ疲れるらしい
ヒヤッ
彬「冷た!!」
頬に当たった物体を見れば俺の大好きな爽健美茶だった
一ノ瀬「お疲れさん」
彬「お前かよびっくりしたぁ…」
一ノ瀬「どうせ気づいてただろ?」
彬「いや、まったく」
一ノ瀬「そうか…」
彬「あいつらは?」
一ノ瀬「今着替えてるよ、それよりお前俺と一本勝負しねぇか?」
彬「勝負?」
一ノ瀬「ビーチバレーで最初に点とったほうが勝ち、俺が勝ったら俺の願い事を聞いてくれ」
彬「じゃあ俺が勝ったらMOWのバニラアイス奢れよ?」
一ノ瀬「いいだろう、えーっとそこの女子の方!すみませんがそのビーチバレーボール貸してくれません?」
宮下「あ、はいどうぞ」
一ノ瀬「どうも!ほんじゃやるかァ!」
彬「うるせぇよ、どうせ勝てないくせに!」
一ノ瀬「遺言は死んでから聞いてやるよ!」
彬「それじゃ言えないだろうが!w」
彬「はい~俺の勝ち~雑魚乙ぅ~!」
一ノ瀬「くっそ…化け物が…」
彬「いやいやゴリラと一緒のパンチ力の人に言われたくない」
一ノ瀬「同類だろお前も」
彬「www」
赤谷「お疲れ~!」
神代「ほんとにお前ら人間?」
早瀬「同じ人間とは思えないね」
彬「酷いなぁ、俺も同じ人間だよ」
一ノ瀬「俺も」
彬「この村から出ていけ邪悪な魔物め!!」
一ノ瀬「急に当たり強くて草」
海水浴も無事終わり今は部屋でくつろいでいる
彬「疲れた~」
神代「…ボス~トランプしません?」
彬「ボスやめろ、トランプかぁ…お前らは?」
早瀬「俺は暇だったしやろっかな」
一ノ瀬「俺もやるわ」
赤谷「みんながやるなら僕もやろっかな」
彬「じゃあやるかぁ…」
神代「なんでちょっと残念そうなん?」
彬「そんなことないよw何するの?」
神代「ブラックジャック」
一ノ瀬「トランプって言ったらババ抜きとかだろふつう」
赤谷「ブラックジャックwww」
早瀬「俺はいいと思うけどね!?」
神代「こんな言われる…?」
彬「まぁとりあえずやろうよ」
神代「了解~」
一回戦
…キングと5、15かぁ…うわぁ…めっちゃ微妙
彬「ヒット」
一ノ瀬「ヒット」
赤谷「スタンド」
早瀬「スタンド」
スタンドマジかぁ
…7!?バーストぉ…死ねぇ…
神代「じゃあ全員手札を公開してください」
彬「バースト」
一ノ瀬「ブラックジャック」
赤谷「ブラックジャック」
早瀬「ブラックジャック」
彬・神代「…は?」
二回戦
…2と4、ゴミ
彬「ヒット」
一ノ瀬「ヒット」
赤谷「ヒット」
早瀬「ヒット」
…クイーン…16かぁ…
彬「スタンド」
一ノ瀬「スタンド」
赤谷「スタンド」
早瀬「スタンド」
神代「じゃあ全員手札を公開してください」
彬「16」
一ノ瀬「20」
赤谷「ブラックジャック」
早瀬「20」
神代「…ディーラーは17でした」
彬「おいてめぇちょっと表出ろ」
神代「なんもしてないって!助けて早瀬ぇ!」
三回戦
…キングとエース、よっしゃブラックジャック!
神代「…ディーラーがブラックジャックでしたのでこの時点でゲーム終了です
彬「やっぱお前表出ろ」
神代「一ノ瀬ェ!助けてェ!」
こんな感じで平和に和やかに楽しく一日目を過ごしたとさ
二回戦のブラックジャックの手札がおかしかったので変更しました10/3
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます