第16話:臨海学校
あの後みんなでサバゲーに行き全員で遊びまくった
神代はリアルのエイムもクソ良くてめちゃくちゃ上手かった
さて、今日はレクリエーション最後のイベントである臨海学校初日である。
この臨海学校では特にグループで行うやつはないらしくただの交流場的な感じらしい
…まず一番の問題はバスの座席決めである、他の生徒たちは好きなやつらと座るんだろうが俺にはそんな奴いないし知らない人の隣に座って気まずくなるのも嫌だ
彬「…一ノ瀬と一緒のクラスが良かったなぁ…」
俺的には同中のやつらの中では一ノ瀬が一番仲がいい、なんでかというと中2の時にあった事件で俺のことを救ってくれたからだ、あいつが覚えてるかは知らないが…
???「バスの隣、いいですか?」
彬「…ごめん誰」
???「酷いですね、昨日やりあった仲なのに」
彬「そういえばお前俺と同じクラスだったな榊原」
榊原「覚えてくださっていたようで何よりです」
彬「敬語やめたら?別にそれが素ってわけじゃないだろ?」
榊原「…能力というのは怖いもんですね、まぁじゃあ敬語はやめさせてもらうよ」
彬「隣来るってこった能力の覚醒についてか?」
榊原「それもあるんだけど単純に柊のことをよく知っておきたいなと」
彬「…柊呼びはやめてくれ、少しトラウマがあってな」
榊原「失礼、彬、とりあえず隣に座ってもいいってことでいいか?
彬「ああ、全然ウェルカムだ」
バス内
榊原「…彬、ひとつ聞きたい」
彬「あ?なんだ?能力のことか?」
榊原「まぁ、半分正解だな。彬、お前の能力は先天的に得たものか?」
彬「…」
榊原「なんでお前は俺の能力が覚醒しかかっていると分かった?もしかしたらお前も同じように後から覚醒したからなんじゃないのか?」
彬「…さぁ、どうだろうね」
榊原「俺がお前の名前を初めて聞いたのは2年前の豎?逕ー荳ュ蟄ヲ驥守帥驛ィ隘イ謦?コ倶だ…あんとき、なんかの拍子で覚醒したんだろ?ただの化け物からガチの化け物へと」
彬「…悪いなその話は禁句なんだ、もうこの話をやめてくれ」
榊原「…悪かった、では普通に雑談をしよう」
その後1時間程雑談して榊原は寝てしまった
俺も、寝るかな…
宿舎到着
先生「はーい、宿舎に到着しました。みなさんはまず自分の部屋に荷物を置いて次の指示があるまでそこで待機しててください。クラス委員は荷物を置いたらロビーに来るように」
彬「マジかよ…あいつらに荷物持ってってもらおっと」
バスを降り、ロビーにて一ノ瀬たちを待つ
彬「…あ、一ノ瀬~俺なんか仕事しなきゃいけないみたいだからこの荷物もってってくんね?」
一ノ瀬「ダルイからパス」
彬「え、じゃあ早瀬頼む」
早瀬「俺もう持てない、神代持てる?」
神代「持てるけどめんどいからパス」
赤谷「いいよ彬、僕もつよ」
彬「赤谷…!ほんとありがとう、後でなんか奢るわ」
神代「ボス何持てばいいんすか?」
彬「死ね」
神代「当たり強すぎない!?」
先生「おーい彬~ちょっと手伝ってくれ」
彬「あ、うっす、じゃあ赤谷頼んだ!」
赤谷「了解~」
神代「…なんか抱えてんな」
赤谷「だよね、てかなんでそう感じたなら持ってあげないの」
神代「どうせお前が持つと思ったから」
赤谷「まんまと罠に嵌った訳だ…一ノ瀬に言った方がよさそうだね」
神代「だな」
彬「で、何手伝えばいいんすか?」
先生「この浮き輪たちを膨らませてほしくてな」
彬「そういえばこれから海水浴でしたね」
先生「そうそう、浮き輪の貸し出し用で何個か持ってきたんだ」
彬「うちの学校はてっきり浮き輪なんて甘えみたいなことを言うのかと」
先生「そんなことないさ、先生たちはお前らのことを一番に思ってるぞ」
彬「どうだかねぇ…」
彬「全部終わりましたよ~」
先生「おう!お疲れさん、ちょうどクラス委員全員来たとこだ」
宮下「お疲れ様~彬君、ごめんね手伝おうかと思ったんだけど中々更衣室の整理が終わんなくて…」
彬「気にしなくていいよ、それに更衣室の整理お疲れさん」
先生「だな、全員お疲れさん。全員もう水着に着替えて遊んでていいぞ」
生徒A「やった!早く行こ!」
…
先生「ん?お前は行かないのか?」
彬「俺はいいっすよ、ここであの美男美女のキャッキャウフフ見れてれば」
先生「おっさん臭いぞお前、そういうのは俺らだけでいいから行ってこい!」
彬「えぇ…自分あんま海水浴とか慣れないんすけど…」
宮下「どうしたの?彬君、早く行こ!」
先生「ほら、誘われてんぞ、行ってこい若人が!」
彬「…うっす!」
すいませんパソコンの不具合でちょっと変な感じになっちゃってるんですけど許してください。
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