第9話:Singularity

先生「はい、じゃあこのクラスにグループの代表者がいれば挙手して自分の名前、グループ名そしてそのグループに入る予定の生徒を発表してください」

男子生徒「はい!俺は…」

女子生徒「はい、私の名前は…」

次々に色んなグループが発表していく中ついに俺の番がやってきた

先生「えーっと次は…」

彬「自分っすね」

先生「お、お前!寝てないなんてなんか変なもんでも食ったか…?」

彬「昨日寝ただけでそんな言う???」

アハハハハハ…

先生がボケてくれたおかげでクラスの雰囲気が和んだだけでなく俺の緊張もほどけた

…狙ってやったのかそれとも…分かんない先生だな

彬「ゴホン、えーっと俺は柊彬、グループ名はSingularity。グループのメンバーは

一ノ瀬恵二、早瀬誠、神代蓮人、赤谷健二と僕、柊彬の5名です」

先生「…シンギュラリティー、特異点か。確かに様々な分野の特異点と呼べる存在が集まってるな」

男子生徒「神すらもその才能に嫉妬する真の神童、一ノ瀬恵二。日ノ本最強の武士、早瀬誠。数々の逸話を残す生きる伝説、神代蓮人。リアルフィジカルギフテット、赤谷健二。最高神天照大御神が五度見するほどバグな存在、柊彬。…あれ?これに勝てるグループ無くね?」

いやどんだけ解説うまいんだよお前…俺の紹介文なんかジわるな…w

先生「お前どんだけ解説うまいんだよ」

あっ先生も同じこと思ってた

男子生徒「それほどでもありますね」

先生「にしても今年のグループは異常だなぁ…これじゃ相対的にグループ課題のレベルをあげないとだな」

男子生徒「えぇ~」

先生「安心しろ、別にグループ課題のレベルが上がるだけで成績には何も影響ないぞ」

女子生徒「よかったぁ」

ワイワイガヤガヤ

先生「はい静粛に。グループの発表も終わったし明日の交流会についての話をするぞ。最初のグループでの活動だから柊も寝ないように」

彬「寝たことないっすよ」

先生「じゃあ前のはなんだ?」

彬「瞑想で意識を落とすことで到達する境地っすね」

先生「それを寝るっていうんだよアホ」

アハハハハハ

先生「話を戻して、明日の交流会では鬼ごっこ、ケイドロの二種目を行う。ちなみに明日は高1しか登校しないため校舎内外でこれらを行う。

ルールは明日発表するが明日のグループ順位で基本的な順位の位置は決まるからみんな覚悟するように」

…目指すは1位、ただひとつってとこかな

先生「それじゃあ解散!各自明日に備えるように!」




次回!グループ対抗交流会編!お楽しみに!

…めっちゃ書くの楽しみ。恋愛要素どこいった

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