第7話:グループ決め

先生から逃げて俺は今廊下を歩いている。早瀬たちには先に見学しておくよう言ったしゆっくりしていても大丈夫だろう。

宮下「彬君!待って~」

振り返ると宮下さんがこちらに走ってきていた

彬「どうしたんすか?まだなんかありました?」

宮下「いや、途中まで一緒にどうかなぁと」

彬「全然いいっすよ。いやぁ、美少女と二人きっりで廊下を歩けるなんて、きっとお空にいる両親も泣いて喜んでくれるでしょう」

宮下「…ご両親はもうお亡くなりに…?」

彬「いや?ただ俺を放っておいてずっと海外に行ってるだけっす」

宮下「え?え、じゃあお空にいるっていうのは…?」

彬「多分今の時期だとヨーロッパに移動してるころかなと」

宮下「飛行機の話…」クスクスクス

彬「宮下さんってなんか笑う時クスクス笑いますよね」

宮下「あ、ごめん。不快だったかな…?」

彬「いや全然。そうじゃなくて可愛く笑う人の笑顔も素敵だなと」

宮下「ッ!/////」

彬「…?どうしました?宮下さん。顔赤いっすよ?熱?」

宮下「だ、大丈夫!それより明日のグループ決めってもうメンバー決まった?」

彬「…すいませんずっと寝てたもんでグループが何か知らないんすよ」

宮下「なるほど、グループっていうのはこの学校独自のもので主になんかの学校行事で主に使われる制度だよ。順位がつけられるんだけどこの順位が高ければ高いほど内申点が上がるといわれているよ。一学期はひとつのグループに入れる最大の人数は10人なんだけど二学期になると最大20人になって下のほうのグループが上位のグループに対抗できるようにしてるんだ。確か三学期の30人が最大だったはず」

彬「うちの学年は300人ほどいるから最大10個のグループが残ると」

宮下「合併したり吸収したりするからね…上位のグループも追いつかれないように他のグループを倒して自分のとこのメンバーを増やしたりするし」

彬「面白そうだな」

宮下「そう思う?なら一緒にやんない?」

彬「うーん、ちょっと他に組みたい奴いるからそいつらに聞いてかな。もし組めなかったらごめん」

宮下「…分かった!あ!私こっちの部活見に行くから!また明日」

彬「はいはーい。また明日」




やっと恋愛的なこと書けた…

元々書いてたストーリー全部消して書き直しました2024/9/25




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