第6話:嵌められた…

これから一週間はレクリエーション週間と評して様々なことをするらしい。俺は聞いてなかったが早瀬の話だと

一日目:部活、委員会決め

二日目:グループ決め

三日目:交流会

四日目:臨海学校

五日目:臨海学校

六日目:臨海学校

七日目:休日

という感じらしい。グループ決め?というやつがよくわかんなかったがまぁ、そん時説明されるだろう


先生「おいお前ら席につけ~」

生徒の皆様「は~い」

彬(うっし、先生来たし寝るか)

先生「お~い、彬~、起きろ~」

彬「ん?あ、先生。おはようございます」

先生「はいおはよう。授業中は寝ないようにな」

彬「うっす」

先生「んで委員会はどっか希望あるか?」

彬「余ったやつでいいっすよ」

先生「お、ほんとか。ありがとな彬。男子のクラス委員誰も立候補しなくてこまってたんだ」

彬「…は?」

先生「いや~よかったよかった。そしたらクラス委員以外解散!好きな部活動見学いってこい!」

男子生徒「よっしゃぁ!さすがワールドバグ彬!サンキュ~!」

彬「くっそ…ちゃんと確認しとけばよかった…」

ワールドバグ…?そんなあだ名だったっけ俺

女子生徒「彬君っていうんだ。クラス委員頑張ろうね」

落胆しながらも困惑する変な感情になりながら声のするほうを見ると…

彬「…えーっとなんだっけ名前」

女子生徒「言ってなかったっけ?私は宮下すず。よろしくね」

彬「宮下さんね、よろしく」

この宮下すずという美少女があのス〇ラ3の会話で盛り上がった緑髪の美少女である

先生「自己紹介はすんだか?んじゃ簡単にクラス委員の仕事を説明していくぞ」

先生「…以上だ。何か質問はあるか?」

彬「それってただの雑用じゃないっすか?」

宮下「ね、私もそれ思った」

先生「それを言ってしまえば終わりなんだが…とりあえずクラス委員の最初の仕事は臨海学校だ。そこで色々やってもらうから覚えておくように」

彬「めんどくせぇ…なんで俺がこんな…」

先生「余りものでいいって言ったのお前だろ」

宮下「まぁまぁ…一緒に頑張ろ?」

彬「こんな可愛い女の子にねだられたらやるしかないっすよね」

先生「チョロいなお前」

宮下「…可愛い…女の子…」ボソッ

彬「うっさいっすよ先生。宮下さんなんか言った?俺の耳難聴レベルⅤエンチャントされてるから聞こえにくくて」

宮下「いや…なんでもないよ!」

先生「ほれお前ら仕事の説明もしたからさっさと部活見学してこい!」

彬「行かないっていう手は?」

先生「その分お前だけ課題倍にしてやるよ」

彬「ジョーダンじゃないっすか!んじゃ!部活見学行ってきま~す!」

宮下「あ、じゃあ私も失礼します」

先生「おう、しっかり見学してこいよ~」




こんな先生が実在して俺の担任だったらなぁ…学園モノの担任って基本的にいい人なことが多いよね。階段で主人公の悩み聞くのとかいつか書きたいな

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