第3話:変わらぬ日常と同級生救出劇
初日のクラス開きも終わり、俺は早瀬たちと一緒にラーメンを食べに来ていた。
彬「いやぁ、入学式終わりのラーメンは格別ですなぁ」
早瀬「なんかお前おっさんくさいぞ」
一ノ瀬「それな?俺も今ちょうど思ってたわ」
彬「お前らのラーメンひっくり返すぞ」
一ノ瀬「店に迷惑だからやめろ」
彬「アッハイ」
それにしてもこの店の豚骨醤油美味いな…モグモグ
早瀬「そういや一ノ瀬は何部に入んの?」
一ノ瀬「うーん、悩んでんだけど野球部に見学に行こうかなと」
早瀬「お前体育の授業のとき無双してたもんな、なんだっけ100mかっ飛ばしたんだっけ」
一ノ瀬「いや?ホームラン打ったのは覚えてんだけど何メートルだっけ…って、彬!いつまでラーメン食ってんだ!」
彬「ふぇ?ふぁっふぇほのふぁーふぇんうふぁいんはもん(え?だってこのラーメン美味いんだもん」
一ノ瀬「何言ってんのかわかんねえよ!おい!おかわり頼もうとすんな!」
早瀬「あ!すまん、俺今日これから予定あったわ!もう帰るな!」
彬「予定?なに?デートか?」
一ノ瀬「お、ヒューヒュー!」
早瀬「お前ら明日覚えとけよ」
彬「んなこと言ってねえでさっさと帰れよ!」
一ノ瀬「ソーダソーダ!」
早瀬「ッチ、わーたよ、じゃあな!また明日!」
彬「うい~お疲れ~」
一ノ瀬「また明日な!」
…さてと、早瀬も帰ったことだし、
彬「行っちゃう?カラオケ」
一ノ瀬「…行っちゃいますかァ!」
5時間後…
一ノ瀬「いやァ!歌った歌った」
彬「俺らよく2人でカラオケ5時間いれるもんだね」
一ノ瀬「親友だからな」
彬「お前がそういってくれて嬉しいわ」
一ノ瀬「おう!何回でも言ってやる!のはいいんだが…あれ、どうする?」
彬「ん?」
一ノ瀬が指をさした方向には俺らと同じ高校の制服を着た女子生徒3人とそれを囲んでいる他校の不良らしき人影があった
彬「…8人、一人バットを装備してる。めんどくさそうだぞ?」
一ノ瀬「だからって見捨てるヤツだったか?お前ってのは」
彬「わかって言ってんだろ?それ」
お互い少しワクワクしながら不良たちのもとへ足を進めるのだった…
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