　固有能力ゴスキルの使い手として、霊管で第二の人生を歩き出した風護。

　教育期間を終えた彼は、転移拠点の警備任務に従事する傍ら、斗和をはじめとする先輩たちとトレーニングに励み、精鋭・3特対の仲間入りを目指していた。

　一方、3特対の面々が風護に見いだしていたのは、単なる戦力を越えた特別な可能性だった。

　そんな日々の最中、風護たちの部隊は宿敵・霊人解放同盟の襲撃を受ける。仲間を守るべく危険に身を曝す、風護の信条が招く答えとは。

　己に向き合い、強敵へ抗い、少年はさらなる高みへ舞い上がる。

　第2章"To The Ghost Soldier's High"

　あるいは、霊管のさらなる暗黒面へ。

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