風護の研修メモ:ゴスキル使用の補足点
○霊人のスキルと霊熱について
ゴスキルでも
また、霊熱が枯渇(バーンアウト)すると霊胞の基礎的な運動にも支障をきたす他、霊胞壁の修復も不可となる。つまり、戦闘も防御もできない極めて危険な状態になる。補給アイテム等での霊熱回復も可能だが、瞬時に安全域まで回復させることはできないため、バーンアウト=行動不能と警戒するのが重要。
質問:ゲーム的に喩えた場合、「霊熱はあらゆる行動に必要なMP」「HPは元から低めなので、ダメージを受けたらMPを消費して自己回復しなければいけない」「よってMPが尽きるとすぐにHPも減っていく」という理解で合ってる?
回答:イメージとしては妥当だし、そう理解している隊員は多い。ただ、霊域の原理をゲーム的に捉えることに反感を持つ霊人も少なくはないので、むやみにそうした比喩を持ち出すのは注意。
〇ゴスキル・デバイスの発動体と効果体
発動体とは効果の起点となる部分のこと。
効果体とは効果を伝播する媒体のこと。
俺の場合、
発動体→トンファー
効果体→霊傷性はトンファーの柄、妨害効果はグリーン靄(←自分で名付けるかラボに名付け依頼してほしいbyヤナギンガさん)
トワさんの場合、
発動体は刀全体、効果体は刀身
ヒデレッド隊長の場合、
発動体はブラスター本体、効果体は発射される光弾
発動体と効果体が完全または部分的に同じ場合は「近接」と、効果体が発動体から分離できる場合は「遠隔」と呼び分ける。
〇霊域で接近戦が多い理由(遠隔攻撃のデメリット)
ゴスキルでもデバイスでも、発動体から効果体を射出する攻撃は、以下の理由から有効性が劣りやすい。
①効果体が視認されやすい(透明無色の攻撃、というのがない)
②速度・射程・威力がトレードオフの関係にある
③霊熱消費が早い
つまり生域の銃器のように「長い射程まで高速で到達する、高威力かつ継続しやすい攻撃手段」がなく、ある程度の威力と継戦性を求めるとどうしても射程が犠牲になりやすい。
ただ、接近戦のリスクを避けるために「大人数で遠隔攻撃を
○攻撃類ゴスキルの相殺について
霊胞傷害性(霊傷性)を反射できる特性を「反傷性」と呼び、防御用デバイスや一部のゴスキルに備わっている。
以下、発動体もしくは効果体が2つ衝突する場合を考える。
Aの反傷性がBの霊傷性を上回る場合、Bがダメージを受ける。このとき、Bが遠隔系だった場合は「弾が消える」といった結果に、近接系だった場合は「武器の耐久力が減る」といった結果になる。
また、力関係はシチュエーションによっても変わってくるため、同じゴスキルの組み合わせでも優劣が覆る可能性は高い。
斗和さんの絶断にも反傷性はあるが、それ以上に霊傷性の方が高い。
また俺の護風棍は、やや反傷性に傾いている。つまり、ゴスキル攻撃を弾いて武器(発動体)にダメージを与えるような戦術(=アームブレイク)が向いている、かもしれない。
ヒデレッド隊長のブラスターは、霊傷性・反傷性のバランスを調整するのが得意。
質問:オシムラさんのゴスキル(耐久力増大)に反傷性はある?
回答:俺のはあくまで被ダメージを極端に減少させているだけ。あったら便利だとは常々思うし、ゴスラボ(ゴスキル開発研究所)で検討は進めてもらっている。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます