風護の研修メモ:霊人の服装について

〇はじめに

霊人の外見、つまり容姿や服装などを「霊人容装」と総称し、和製英語的に「ゴスチューム」とも呼ぶ。

なお略すときは「〇〇ゴス」ではなく「〇〇コス」と呼ぶ。単に言いやすさの問題。

(独自解釈:ゲームにおけるスキンみたいなイメージで良さそうと思われる)


〇元来容装(オリジナル・ゴスチューム)

転現時、つまり霊人が生まれつき持っているの容装のこと。

生前に自他が抱いていたイメージを元に形成されることが多い。眼鏡やメイクなど、厳密に「素顔」でない要素も反映されがちなのはイメージの影響。

死亡の直前に病気・外傷などで容姿が急激に変わった場合でも、元気な頃の状態が反映されることも多い。



〇制式容装(スタンダード・ゴスチューム)

いわゆる制服。職種やシチュエーションごとに共通で定められており、業務時はこれを着用するのが原則。

オリコスに重ね着しやすいブルゾンを基本に、職務に応じた防護具などを着用する。

なお、固有技能(ゴスキル)の使用にはオリコスが適していることから、ゴスキル使用者は任務中もオリコスを着用することが多い。


質問:戦闘時に目立つ服装なのは問題にならない? 狙撃の的になりやすいのでは?

回答:霊域での戦闘は、生域よりも交戦距離が格段に短いため、あまり問題にならない。むしろ味方から所在が分かりやすい方が戦いやすい。



〇選択私的容装(オプショナル・プライベート・ゴスチューム)

業務外で選択できる、いわゆるオシャレ用の容装。

業務報酬を使って生産部門に依頼することで作ってもらえる。

ただ、大がかりなオプコスの着用はスタミナ消費も増えるので注意。


質問:容姿をいじれるなら体型や顔も変えられる?

回答:変えやすさは概ね生前と同じ。体型ならスリム・グラマーにするのはギリ可能、身長はほとんど無理。顔は美肌くらいならスタンダード、骨格から変えるのはほとんど無理。

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