第7話
「なら、私が紹介してあげましょうか?」
ガールズトーク特有のテンションで、七瀬がニヤっと笑う。
「えー、遠慮しとく。」
「は!?なんでよ!言っとくけど、七美が普通じゃ知り合えないようなイイ男、私沢山知ってるわよ?アンタが今まで恋愛に乗り気じゃ無かったから、紹介して来なかったけどさっ」
七瀬が訝しげな顔つきで私を見てくる。
「だからだよ。七瀬の知り合いは私にはレベル高過ぎる。それに、ライバルは女だけで十分だもん。男までもがライバルになるなんて、そんな疲れる恋愛ヤダ。恋愛するならノーマルが一番!」
「んまっ!贅沢ねぇ!ノーマルより、七美にはバイの方が合ってると思うわよ、私は。」
どうしてそう思うのか、なんて、聞かないでおこう。
七瀬の事だ、あちらの夜の世界を事細かに説明してくれるに違いない。
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