第54話

風間の家に凛くんが泊まる─…

っと言っていた土曜日、、




落ち着かなくて、バイトを入れていた私は…朝からファミレスでバタバタと忙しい時間を過ごしていた






「やっぱり土日のファミレスは混みますね」




『─…ですね、でも時間が早く過ぎるから助かります』




「たしかにっ!」




1つ年下のバイト仲間の桜井さんと、雑談を交わしながら、ただひたすら働いた。





たまにスマホを開いて、凛くんからのメッセージを確認するけど…勉強をする為に集まっているのでもちろん連絡なんて来るはずもなく。





大人しく、一人バイトを頑張って一日を終えた





『お疲れ様でしたぁー…』





17時頃、バイトを終えて…一応凛くんに、バイトが終わったことと今から帰宅するという内容のメッセージを送信しておいた。





っが、返信が来ることなく…気がつけば20時を少し回っていて、、毎日連絡を取り合っている私と凛くん。そのルーティンが崩れるとやっぱり不安になってしまう訳で、、





『電話─…さすがに迷惑かな?』





声を聞いてすぐに切るだけなら許されるかな?なんて…また重たい愛を凛くんにぶつけそうになっている事に気付き、ギリギリのところで思いとどまった

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