第19話
ダンジョンの中はマジで寒かった。
外とは比べ物にならないくらいの寒さで、一時間持つかわからない。ただ、周りの景色は、普通の草原だった。
「アドバイザーさん、これは外の気温が入ってきてるってこと?」
『はい、時々こんなダンジョンがあります。例えば砂漠では暑かったり、熱帯雨林にあれば、雨が降っていたりします。』
ありがとう
まあじゃあ進んでいくか。
草原にいたのは、スライムだった。
『マスター、気をつけてください。勇者のダンジョンに居るだけあって、かなり強力です。』
わかった。強いスライムってだいたい酸を飛ばして…
ビュンッ
ここまで考えていたら、考えていた通り酸が飛んできた。
「あぶなっ」
見ると、酸がかかった地面は、削れている。
「酸の影響が出ないように、ウィンドランス!」
風でできた槍が突撃して、スライムの核に穴を開けた。
「やっぱり強敵だったな。一体ならなんとかなるけど、何体にも囲まれるとキツイ。とりあえずステータスを見てみよう。」
★
名前 日下 翔
ランキング 一位
種族 人間…………………?
職業 1次職 勇者 固定されました (戦士)
レベル 40(1)
HP 53(10)
MP 96(10)
攻撃力 40(5)
防御力 40(4)
敏捷性 60(7)
▼称号
【先駆者】(なし)
▼スキル
[勇者の闘気] [聖剣術1][縮地] [アドバイザー] [火魔法2][氷魔法1][水魔法1][雷魔法2] [風魔法2]new![土魔法1] [闇魔法1][聖魔法1][木魔法1][時空魔法1] [ステータス完全隠蔽] [聖剣召喚]([剣術1])
(作者注:Newがついているのはストーリー上の関係で足したからです。)
★
やっぱりだいぶレベルが上ってる。
とりあえず先に進んでいくか。
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
次の階層へ行くための扉を見つけた。結局その後は、何体か遭遇することがあったが、群れに会うことはなかった。
「じゃあ二階層に行ってみるか!」
俺はそう行って扉を開けた。
遅れてすみません…
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます