第13話

ストーリーの都合上、12話の特典で、気配察知も入手したことにしました。

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今は、列車の中で、揺られている。あと10分ほどでつくだろう。つまり、もうスタンピードが始まっているということだ。そのため、列車はガラガラ、人が一人もいなかった。

「あっ、マスク忘れた!」

マスクというのは病気の人がつける方じゃなく、顔にすっぽり被るやつのことだ。

「まあ作ればいいか。」

土魔法で、マスクを作る。ちゃんと目のところは開け、空気穴も付けた。

「まあこれでバレる確率は減らせると思う。正直、[透視]とかのスキルを持っている人がいたらだめなんだよな。」

とりあえず、[ステータス隠蔽]で名前を「田中 太郎」に変えておく。見たら「誰だろ!」ってなる名前だけど…。えぇそうですかネーミングセンスがないですかぁ

「おいふざけんな。殺すぞ。」

とりあえずうるさい虫をどかしてから、椅子に座って待つ。


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現場についたらひどい有り様だった。

おそらくガス火を燃えたまま逃げたため燃え上がった家、血なまぐさい匂い、とどめにあちこちに転がっているヒトだったであろうもの。例えば、俺のすぐ足元に、手が転がっていたりする。

「うわー、モンスター殺して慣れたと思ったけどやっぱキツイな。」

まあでもすぐ?順応して、気配察知で、魔物を探す。

敵のみに限定して、気配察知を発動すると、半径200メートルぐらいに、うじゃうじゃいた。[気配察知]と[剣召喚]を組み合わせて、敵のところに二本の剣が行くようにしてる。それで、自分は一本浮かせて暴れまわるという寸法だ。

少し進むと早速敵がいた。ゴブリンだ。

「グギャ!」

「さんざん殺してるやつに遅れは取らねえぞ!」

「グギャ~」

そう言って簡単に殺した。

もうちょっと進むと、円形の広場のようなところがあり、真ん中に穴、そしてその周りに大量のゴブリンがいた。

そこで俺はいいことを思いついた。まず飛ばしていた二本の剣を戻し、レベルアップによる超人的な身体能力で中心までジャンプする。

「「「「「「「「「「グギャ!」」」」」」」」」」

大量のゴブリンが気づくが、もう遅い。

三本の剣を、自分の周りに回転させるようにしながら、射出する。

そうするだけで、全滅した。

『スタンピードはダンジョンコアを壊すことで終わります。』

アドバイザーさんありがとう!

というわけで中に行くか。

自衛隊さん頑張ってね!


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投稿日を週に4日にしました。

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