第9話

まずは周りを確認してみようと思う。

「おお、いいねえ。そういう慎重な姿勢はおばちゃん好きだよ!」

周りを見た感じ、かなり苦戦しているようだ。

「あと、一撃で壊せたら、得点アップ!座学が苦手でも安心だよ!」

ふむ、まあ一撃で壊してみるか。

「一撃の範囲ってどれくらいなんだ?」

「とりあえず一回の攻撃で壊せたら一撃だよ。あとゲージが体力だからね。」

「わかった。」

というわけでやっていこうと思う。使う魔法はファイアーボールだ。

燃焼の継続ダメージで破壊しようと思う。

[火魔法2]にならないと使えない技だが、面白がって使いまくってたということにしておこう。

「じゃあ魔法を使うんだね?行くよ、攻撃開始!」

「ファイアーボール!」

放った玉は的に名中し、ゲージの三割程を削った。

「あれ?ファイアーランスじゃなくてよかったのかい?」

試験管は疑問に思っているが、これからだ。

「?!体力だ削れてる?まさか、燃焼の状態異常?」

「正解です。これであとは待つだけです。」

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〜約三十分後〜

ようやくゲージが削れきった。

「想像とは違ったけど、一撃で壊せたから点数アップだよ!」

とのことで、次は実技だ。

「実技の試験は明日だからまた来てね!受付にこのカードを見せればいいよ!」

といってカードをくれた。

じゃあ家に帰ろう!


長い一日だったなーと思いながら家路につくのだった。


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短めですいません。

次はテスト回です。

この章は少し長めになると思います。

それと、諸事情で明日は投稿できません。

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